ブルータス、お前もか。

最近、知事の不祥事が新聞を賑わしている。
不祥事とまでは行っていないが、都知事までもがその一歩手前の事をやっている。
顔の見えない他府県の知事さんと違い個性豊かな都知事さんである。あの極端なナショナリストぶりには辟易とするが、それも天下国家を思えばこその事と思っていた。相容れないものはあっても、清廉潔白であろう事だけは疑ってもみなかった。
それが血族に便宜を図り、それを指摘されると逆切れである。「考えは違っていても、筋の通った立派な人だ。」と思っていたのに、本当にがっかりだ。
四男氏が本当に適格だとしても、知事個人の判断で選んだというのは不適切だ。仮に議会で選出されたとしても身内なら先ず断るのが公人として採るべき道だろう。「李下に冠を正さず。」奇麗事を並べてもこの言葉の重要性が解かっていなければ全く意味をなさない。


どんなに立派な人でも、長きに亘り周りから持上げられていては、ああなってしまうものなのか。イエスマンで周りを固めていてはまるっきり金正日である。全くもって裸の王様である。
そのうち「都知事世襲制にしよう。」と言い出すのではないか? 賢明なる都民の皆さん時期都知事選には是非英断を!
しかしなあ、都民の殆どは東北などの地方出身者ばかり。封建的な縁故主義にどっぷり浸かった人達である。主権在民の意味が解からない人達ばかりである。北朝鮮の人達に「金正日を政権から引きずり下ろしなさい。」と言っているのと同じような気がする。三選を果たしたらいよいよ世襲制を言い出すかもしれない。えらいこっちゃ。