無題

朝起きて顔を洗って飯食った。


なんて子供の日記でもあるまいに。


かみさんの本の返却にT市図書館までお付き合い。その前にかみさんは職場に寄り雑用を済ませるつもりがうまくいかなかったそうだ。
ランチを兼ねて図書館デートの後はコミュニティー活動。(ご近所の奥様方と喫茶店で井戸端会議)
その後また会社へ行くと言う。
何かのソフトをPCにインストールしたいらしいが上手くいかないらしい。試しに家のPCでやったらちゃんと動く。ノートPCらしいので「家に持って来たら見たるわ。」と言うと嬉々として飛んで行った。なんで休みの日にまでそんな事するんだろ? なんで僕もよその会社の事までお手伝いするんだろ? 
Au飯(ハイオク)満タンにしたばかりなのにまた減ってしまう。雨の中Auちゃん洗ったばかりなのにまた汚れてしまう。 ウー………。
二人そろって損な性分である。


AuLink先輩のくろひめさんはガラスコーティングを施工してあるそうだ。
雨で汚れが洗い流されて汚れ難いそうだ。家のも一応親水性がありある程度は落ちるが仕上げに洗車機一発!とはいかない。
コーティングが切れたらうちもガラスコーティングにしよう。
T哉の車も是非そうしなくっちゃ。



S司は3月上旬までスキー三昧だとの事。まだ2月19日、いい身分だなあ。あれくらいの時期は何をやっても楽しくて仕方の無い頃。


夕方T哉が帰宅してから来年からの話になり、「月*円を仕送する。」とかみさん。
「そんなに要らない。*円、いや*円で充分だ。」とT哉。
「S司だって使ってるんだから、余ったら貯金しときなさい。」
「いや、来年は物入りになるから、モゴモゴモゴ…。」
なにか様子が変だと思っていたら、かみさんに問い詰められついに白状。
S司の留年が決定的らしい。かみさんに何も報告していないのはスキー合宿を止めさせられると思ったのか。
お兄ちゃんは家計の事を思い自分が切詰める事を考えているのに弟はいい気なものである。
そんな暢気というよりいい加減な性格だから留年するのだろう。
しかし二親ともどこかでそれを容認している。あの子の事だから…、と。
得な性分、損な性分、世の中不条理である。それがまかり通ってしまうのが道理である。
留年を押し隠してまでも遊びに打ち込めるS司は幸せである。なにを思い悩む事もなく心底打ち興じる事ができるのは幸せである。それが若さなのか、とても自分には真似できない。
あの子一体誰に似たのだろう。