定期点検

昨日(2/22)自分の身体の定期点検をしてきた。
かれこれ20年程前に大病を患い、退院後週1検診、月1検診、3ヶ月毎、半年毎、と徐々に周期が延ばされ今では1年点検と商用車並になった。
車検程お金がかからないのは有難い。点検無しで済めば一番には違いないが、この年齢になると身体中油切れを起こしているので、1年毎の健康保険の利く検診は返って有難い事だ。自費で健康診断を受けると保険適用外の為、約3倍の支払いとなる。
職場での健康診断では各種癌マーカーまでは検査してくれないし。
今回も担当医曰く「前立腺癌も調べといたけど全然問題ないね。」自費検査だとこれだけで5000円ほどかかるらしい。
若い時に一度大きな病気をしておくと後々こんなにもメリットが有るものなのだ。本当に僕って運が良いなあ。


子供も学校へ通っている間は癌マーカーまでは調べないにしても一通りの検診は毎年してもらえる。職に就いたら職場で検診がある。 最も危険なのは家庭に入り込んでしまった専業主婦ではないだろうか。市町村が行っている集団検診の案内もされてはいるが、つい忙しさにかまけて何年、何十年と検診も受けず、自覚症状が出た時には既に手遅れって事もままあるようだ。


昔祖母が言っていた言葉を思い出す。「結核なんて金持ちのなる病気だ。」
偏見とやっかみから出た言葉には違いないが、あながち全く当たっていないとも言い切れない。
貧しい生活をしていた人の中には、後年結核を患った形跡が発見され、自然治癒していた事が判明した例も多いと聞く。
癌にしても豊か過ぎる食生活と大きな相関関係が見られる。やはり癌も金持ちのなる病気か。
しかし日本国民全員が今では豊か過ぎる食生活に染まっている。もはや金持ちだけの病気ではなくなっている。精神的ストレスも金持ちだけのものではなくなっており、全ての所得層に渡り満遍なく被っている。


こう考えて行くと、我が家はつくづく恵まれているなと思う。
かみさんも職場で毎年検診を受けているし、僕など職場の検診以外にフルスペックの検診も保険適用で受けている。精神的ストレスのかかる仕事は既にお役御免となっている。そしてなにより我が家の食事の質素な事!こればかりは本当にかみさんに感謝している。