狭っ

昨日8/22は名古屋市美術館へ。
白川公園駐車場の前には満車の看板。路上には2台駐車待ちの車が。
出発が遅れた事もあり時間が無いのでそのまま若宮パーキングへ。ここは初めてですが地上へ上がるエレベータがありません。急な階段をヒーヒー言いながらかみさんは上がります。地上に出てからも美術館まで少し歩かなければなりません。
白川公園まで来るとかみさんが「こっちに並んで待ってればよかった。並んでる車が代わってる。」よく見てますねえ。
若宮パーキングもビュールレ展の半券を見せれば30分(280円)だけ割り引いてくれるそうですが、白川公園駐車場のように障害者全額減免とはなりません。
ヨタヨタ歩きながら美術館入口まで行くとほんの少しですが行列が出来ています。平日だというのに、開館から1時間以上過ぎているというのに。けっこう人気なんですね。
障害者と介護者一名は半額なので二人で一人分の入場料で済みます。身障者って良いでしょ。
車椅子の貸出しもありますが見栄っ張りのかみさんは乗るのを嫌がります。エレベータでバリアフリーになっているから車椅子の方が楽なのにね。
半券を切ってもらい展示場に入ると入口から凄い行列。全く進む気配がありません。暫く待ちやっと中に入ると順路に従って並んではいますが通り抜けるスペースも空いています。前座と言うと失礼ですが、なにもこんなところから克明に鑑賞することもないでしょうに。おまけに狭いスペースに詰め込むように作品が並べられており、とてもじっくり鑑賞できるような雰囲気ではありません。何を皆さん観ているのでしょうね。流す程度に観ながら二人で通り過ぎて行きます。画集で見た事のある作品が所々にあり「見て見て私を。」と囁いています。それらに目を遣り立ち止まったりしながら行きますが、皆さんどれもこれも同じペースで進まれています。すべての作品に均等に惹かれ均等に鑑賞されているのでしょうか。全く不思議な人達です。
しかしこんなに混んでいたんじゃじっくり愉しむなんて気にもなりません。古典的な作品は適当にスルーして印象派の作品の方へ急ぎます。
そして本命の印象派後期印象派キュビズムへ。
さすがにイレーヌ、赤チョッキの辺りは間隔を大きくとってあります。が、照明の所為でしょうか部屋全体の配置の所為でしょうか写真より実物は暗くくすんだ感じがします。あるいはバニスが変色してきているのでしょうか。へんな所が気になるtanuoさんです。
最後に横4mの大作、モネの水蓮で展示は締めくくられています。展示スペースを出るとグッズ販売スペース。凄い人だかりで皆さん色々と買い求めていらっしゃいます。人それぞれ、解っている事ですがつい漏れてしまいました。「ミーハーだなあ。」