めっきり涼しくなりました。

お盆前あたりから急に涼しくなりました。
窓を開けて寝ていたら、明け方には寒くて堪らず窓を閉めに行くことに。
エアコンもまた来年まで入れる事は無いでしょう。いや週一くらいで少し動かした方が機械の為には良いかな?
盛夏のピークを過ぎると何故かもの哀しさを感じます。こうやってまた齢を重ねていくのかと・・・。
最近お湿りも多くなりました。庭の水遣りに足りると言うほどの雨量ではありませんが、一日くらいサボっても良いかな? と手を抜いたりしています。
【芸術の秋】にはまだ少し早いですが、明日は白川公園名古屋市美術館へ行きます。ビュールレ美術館の所蔵品が遥々日本に来ているとの事なので。セザンヌルノワール、モネなどの作品で日本未公開のものも多いです。
若い頃セザンヌフリークであった私としては、この機会を逸したら後は海外まで足を運ばなくてはならないので是非に。という訳です。尤も写真ではよく目にしていたものばかりですが。
セザンヌ後期印象派の第一人者と言っても良いほどでその作品は日本にも数多くがやってきています。私も若い頃は来る度によく観に行ったものです。当時から名古屋は文化僻地で東京からすっとばされて京都、大阪、福岡で展示され、新幹線は高いので夜行鈍行でよく出かけたものです。
油彩だけでなく水彩もよく手掛けており、静物のリンゴひとつを見るだけでもセザンヌの凄さが解ります。三角形を基本とした全体の構図と色彩配分、これらが後のピカソの作品などに発展して行ったのです。
しかしその礎となったというか大きく影響を与えたのが北斎であることも忘れてはなりません。やはり北斎は史上最大の天才だったと思います。
美術史の教科書などでよく目にしたルノワールのイレーヌ(カーン・ダンベール)も来ます。印象派とは言いながら多分に古典的な可愛さを含んだ絵ですがこれはこれで私も大好きです。ルノワールの作品というと何故かマイヨールの彫刻を連想してしまいます。ふくよかな女性像という点が共通している所為でしょうか。いずれも私の好みに合っています。
昨年まで高賀の水汲みによく出かけた板取川沿いのモネの池、本物のモネの水蓮も来ます。
久しぶりですね〜。若い頃に戻ったようでワクワクしています。
ついでに栄でランチ。ランチで釣らなきゃかみさんついて来ないからなあ。