床暖効果

床暖、大正解でした。
建替え前にかみさんが友人達から聞いていた情報では、暖かいと言う人もいれば暖かくないと言う人もおり迷っていたのですが…。
昨年の冬もそうでしたが、床暖を入れるとエアコンを入れる必要はありません。夏場もあまりエアコンは入れないし、エアコン無しでも良かったような。リビングはもちろんダイニングも業務用なのでとんでもない価格でしたから。
エアコンだけでの暖房って足元が冷たく感じませんか? それと比べて床暖って足元からポカポカです。
人が感じる寒暖って気温よりも周りからの輻射熱をより強く感じるそうです。いくら空気温だけ上げても壁や床などが冷たいとそこからの輻射熱がないので冷たく感じます。
昔、物理の授業で教えられたとおり、全ての物体は赤外線という形で絶対温度0℃になるまで熱を放出し続けるのです。壁や床の温度が高ければ高いほどその放射量は大きくなります。床暖はそういった現象を上手く利用しているのですね。
以前冬に韓国へ行った時、オンドルの威力に驚かされたものですが、床暖って現代版オンドルです。まさにオンドルエフェクト。いや床暖エフェクトですか。
なんでもかんでも付けてやれとばかりに浴暖も付けたのですが、未だに入浴時に浴暖を使った事がありません。せいぜい雨の日に風呂場で洗濯物を乾かすのに使うのが関の山。まあそれはそれで良かったのかもしれません。
ガス代も意外に廉いそうで、あのケチンボウのかみさんが「お父さん、今日は贅沢してリビングの床暖も入れようか。」などとよく言います。
エアコンのように生暖かい風が顔に当たったり頭ばかり温かく気分が良くない、なんて事が全く無く我家の家族の嗜好には床暖って最高に合っていました。


PCに向かっているとかみさんが帰ってきました。
ブラウザで別のタブを開きYouTubeで「おしりかじり虫」を流します。今、これが我が家のブームです。
部屋に入って来るなり、PCに向かっている私の後ろでお尻フリフリ歌に合せて踊っています。この嬉しそうな顔!
草臥れて帰って来ても「おしりかじり虫」の歌を聞くと疲れが吹っ飛び元気モリモリなのだそうです。
「エアコン入れなくても暖かいねえ。」床暖エフェクトもご機嫌UPに貢献しているようです。