まだ早い

本日訪問リハの後出発。
夕べかみさんが言ってた阿下喜温泉あじさいの里へ。
ほぼ近付いたところで「先に少し歩きたい。」
「じゃあ、久しぶりに聖宝寺でも行くか。」
藤原岳へはよく行きましたが、最後に行ったのは・・・、もう35年以上前です。
降りはいつも聖宝寺。お寺の片隅に池がありそこで養殖している鱒の塩焼きをつまみにビールを頂いてから西藤原駅へ。たしかそんなことばかりしていたように思うのですが、聖宝寺の様子がどんなだったか全く記憶がありません。そんなに急な階段はなかったように思い行くことにしたのですが、かみさんも当時の記憶は全く無いようで、とんでもない失敗でした。
紅葉祭りの幟に導かれて行くと駐車場へ。そこから看板に導かれて行くと目の前に長大な階段。途中まで登ってみましたが、1/3くらいの所でギブアップ。かみさんにはきつ過ぎました。そこから上にはチラホラと紅葉した木も見えますが。この階段、300段あるそうです。こんなもんあったかなあ?
「こうなったら苔だけでも300円分(駐車料金が300円でした。)持って帰るぞ!」と言いながら持参したヘラとポリ袋を出し私に取るように言います。さすがにお寺の苔は気が引けるので道路沿い側溝の蓋に張り付いている苔を少々頂いて帰ります。かっこ悪いので人目を憚りながら。
帰りは西藤原駅の辺りがどうなっているのか見て見ようと思いましたがいつの間にか通り過ぎてしまいました。
それにしてもこの辺り、こんなに傾斜があったかなあ?記憶ではもっと平坦だったような気がします。それとも35年の間に地殻変動でも起こったか? そんなバナナ。
藤原の西斜面はそこそこ紅葉していますがやはりここも鈴鹿。あまり鮮やかな発色ではありません。
という訳で紅葉狩りは今回も消化不良気味。そのまま阿下喜温泉へ。


この温泉、いつ出来たのか知りませんが建物もわりかし新しいです。現役当時には無かった事は間違いありません。
pH9.02の弱アルカリ泉、ヌルヌルしてるかと思いきや全くしていません。まだアクイグの方が多少ヌルヌルしています。
かみさんも期待外れだったようで、次はアクイグと言ってます。
帰りの23号線も多少渋滞していましたがまずまずのペースで帰宅は16時15分。途中で給油しましたが554km走って21.25L。平均燃費は26km/L。今回えろう伸びました。あちこち遠出したのと季節がらエアコン、暖房を入れなかったおかげです。こりゃ26日の苔寺行きもアクアですな。


そして夕食後、今度は香嵐渓に向けてでっぱつ。時刻は17寺40分。カーナビを見る限り渋滞は追分から香嵐渓までの3kmほど。
先日と同じコースを辿ります。力石ICも無事通過。153号線はまだ順調に流れています。追分を超えても目立った渋滞はありません。香嵐渓が近付くと道路沿いに駐車場の呼び込みが目立ちます。離れた所では500円、少し近付くと700円。足助大橋手前から渋滞らしくなりそこを越えると1000円です。中心部は皆1000円だそうなのでだめもとで奥へ奥へ。前の車は皆役場前の駐車場へ誘導されて行きましたが、そこからではかみさんの足に負担がかかるのでその先の巴川にかかる橋を渡り香嵐渓交差点真ん前の駐車場へ。正解でした。まだ数台の空きがありもう出て行く車もいます。
車を停めて足助屋敷の方へ向かいます。
まだ赤く染まっていないのか、それともライトアップの光がオレンジ色の所為なのか全体に黄色っぽいです。ショボッ。というか、今年は色好きが悪いのかそれともまだ早いのか?

 

 

足助屋敷前の広場には屋台が軒を並べています。早速ZiZi工房の看板を見つけ炭火焼ソーセージを頂きます。

 

焼き立て熱々をふうふうしながら頂きます。「アチッ。」かみさん念願が叶い満面の笑み。
食べていると鮎の塩焼きを皿に乗っけて歩いている人がいます。かみさんの目を見ると如何にも食いたそう。売っている所を探しまた2尾御用達。
チョット硬かったですが頭から丸ごとガブリ。この時期のものなので(冷凍品?)味はかなり落ちますが鮎は鮎。鮎の味です。(チョットしょっぱ過ぎたかな?)
ソーセージ食って、鮎食って〜、かみさんご機嫌。目当てのものをゲットしたらもう帰ります。

 

 

やっと思いが叶い暫くは静かでしょう。