買っちゃった

山靴がボロボロになってきたので新調しちゃいました。
このボロい靴は買ってから3年半になります。その間ソールの張替えは一度もやってないので、使用頻度はかなり少く実質使用期間としては通常使用の3年半の7掛け程度ではないかと思われます。
どうボロボロになったかと言うと側面の傷みが激しいのです。
実はこの靴、全面革ではなく布と革が組み合わせてあるのです。最近はこんなのばかりですね。革と布の縫目が解れ革が浮いてきたり、布の部分が破れてきたり。よほど私の足癖が悪いのでしょうか?
思い当たるのは、クラックに足を入れた時のフットジャム。靴を抉ればそりゃ側面を傷めます。今の人達はあまりジャミングって使わないのでしょうか。
昔の靴は全面革でしたからこんな傷み方をするなんて考えもしませんでした。
昨日の御在所の帰りに四日市シャモニーに寄りこの事を話すと、思った通り最近の靴はこう言った傷み方が多く寿命も短いそうです。全面革の靴自体が少くシャモニーで扱っているのは一種類だけだとか。それで紹介されたのがローバの靴。今履いているボロ靴もローバなので抵抗はありません。というのも現役の頃のローバはチベッタのイメージが強く、私の変形足は絶対に入らない。と思っていたのが驚くほどしっくり履けたものですから。
試しに履いてみるとピッタリ。サイズはUK7ですから25.5cm相当。今迄山靴もスキー靴も一つか二つ上のサイズを選んでいましたから驚きです。もう冬の本番に行く事もないので靴下二重履きなんてありません。じゃあこれでいいじゃん。
と言う事で「これ下さい。」
手続きをしてもらいながら雑談をしていると、世の中の流れに逆らいながらも全面革の靴は根強い人気があり一人で何足も持っている人もいるそうです。よってこの手の靴が世の中から無くなる事は無いだろうとの事。私も一安心。
後で思い出しました。このボロ靴を買う時に今回買った靴も勧められた事を。
その時はこんなに早く傷むとは思わず、またお値段の事もあり安い方を買ったのでした。今考えてみると、あれこそ究極の【安物買いの銭失い】でした。
さあ、おろすのは冬からかな。早く雪降らないかなあ。