今朝のフルーツに桃が出ました。美味しいですね。
桃とメロンのヨーグルトかけです。メロンは先日記したアンデスメロンですが、頂き物のマスクメロンにもうすぐ代わります。食べごろが7月31日となっていたので今夜辺り冷蔵庫に入れるつもりでしょう。こちらも楽しみです。まあアンデスメロンも充分に美味しいですが。
昨日まではスイカアンデスメロンのヨーグルトかけでした。
イカの方が夏のイメージは強いですが、どういう訳か私には桃の方がこの時期の季節感が強いのです。見た瞬間、「ああ、もうこんな季節なんだなあ。」なんて思ってしまいます。
安いスイカよりお高い桃の方が価値が高いと思うからなのか、水っぽく味の薄いスイカより香り味ともにずっと美味しい桃の方が私の好みである所為なのか・・・。よく解りませんがやはり私にとっては桃の方がインパクトが大きいです。
桃でよく思い浮かぶのは、もう半世紀近く前の事。
あの時は確か単独行だったような。劔岳の帰りで、阿曽原から日電歩道、猿飛温泉で一泊、トロッコ電車で宇奈月富山地鉄富山市。そして予備日があったので富山でももう一泊したのでした。有名なすずかけ通りの傍の安宿で、チェックアウト後に駅に向かう途中、凄く甘い香り。果物屋さんがあり店頭にはいろんな果物。その中に大きな桃があり、それを一つ。丁度食べごろで奇麗に皮が剥けます。そしてガブリ。甘い汁が溢れ口の周りも手もベタベタ。あの時の桃ほどの旨さはその後経験していません。いやあ、本当にあれは旨かった。まあ下山後の事ですから身体自体が甘い物、水分の多い物を欲していた所為でもあるのでしょうが。
それ以来、桃を見る度この事を思い出します。そんな事もあり私の桃への執着はことさら強いのでしょう。
この先暫く桃の季節が続きます。嬉しいような、心をキュンと締め付けられるような・・・。