感動の肉と米

先週土曜日、T哉一家と筍掘りに行った時の事です。
T哉のワゴン車に同乗して行ったのですが、「どうやって行くのが早いかな?」とT哉。
新しい道がナビに反映されていないのを懸念しているようですが、ララポート完成と同時に出来た道は反映されています。それ以外に新しい道はないので大丈夫そうですが、白土から鳴海方面へ抜ける道の混雑を心配しています。しかしそこは私にとっては毎週ヤマギシ通いで通り慣れた道。渋滞らしい渋滞も経験していません。従ってナビ通りに進みます。
乗鞍のヤマギシを過ぎ平手のマックを通り過ぎようとした時、「あっ、肉と米がこんなとこに在る。」と言います。
なんでもご飯のお代わりが自由でコスパが良いとか。ファーストフードのステーキ屋さんのようです。
食べ放題という言葉に拒否反応を示す私としてはあまり興味も無く、「ふ~ん。」と答えるのみ。
そして月曜はかみさんと牧野ヶ池緑地へ筍掘りへ。その帰り、ちょうどお昼時でもあり通り道のブロンコでランチ。ええ、食べ放題はしませんがサラダバーを付けてランチしてきました。
そして夕べ、かみさんがまたランチしたいとのご要望。そこで思い出したのが平手の【肉と米】。netで調べると結構リーズナブルなお値段です。腹も身の内ですから別に食べ放題なぞせずにそこそこ頂いておいてもかなりお廉く済みそうです。まあ野菜が無いのは諦めましょう。
そして本日、ヤマギシでの買い出しついでにランチしてきました。
HPに記してあったとおり人手のかかるサービスを極端に減らすことでそのコストを提供する食材の量に反映している事がありありと見て取れます。野菜などの副惣菜を最初から切り捨てているのも人件費にかかるコストを下げる為。納得です。
店内に入るとすぐ発注用の端末があります。そこでオーダーを入れ精算を済ませます。次にその横にあるプレートを取りナイフ、フォーク、箸、手拭きなどを載せます。そのまま横に進むと厨房を仕切っているアクリル板に小窓が空いておりそこにプレートを差し出すと焼きあがったステーキをプレートに載せてくれます。焼き上がるまでほんの一瞬待つ事になりますが、焼いているのを見るのも楽しいものです。焼きあがったお肉は鉄板ではなく高温で焼いた溶岩プレートに載せて出してくれます。
後はセルフでご飯、お味噌汁、キムチなど数種類の副惣菜と生卵をプレートに取り席に移動します。
驚いたのはご飯も自動サーバーから、飲み物用のサーバーかと思われる機械の下に丼をセットし大中小の何れかのSWを押すとそれに合わせた量のご飯がよそわれます。それが解らず店員さんに聞いて初めて知りました。あ~、吃驚した。
お味噌汁もサーバーから給仕。具も何もないただの汁のみと思っていましたが、かみさんがお代わりに行った時、横に置いてあったふりかけの器が実はお味噌汁の乾燥具材だったという事にまた新たな発見。今日一日でどれほど脳が活性化された事か!
かみさんは最初「野菜も何も無い。」と否定的でしたが、「これなら毎食(毎日どころではありません。)来ても良いね。」ですって。
お肉はロースステーキとハラミステーキを頼みそれを二人でシェアしたのですが、いずれも柔らかく臭みも無く旨味は充分。焼肉キングのような全く熟成されていない不味い肉と違いアミノ酸たっぷりの旨い肉でした。
これで税込み千円? いやはや感動です。まさに【感動の肉と米】。お代わり自由と言ってもそんな事に惑わされず、普通の量を喰って腹八分目に抑えてもこの量と質なら充分感動です。
これから暫くの間、ヤマギシでの買い出しは【感動の肉と米】のランチ付きになりそうです。