春は名のみの

足の冷たさ〜♪ (風の寒さや〜♪)
土日続いた雨が上がり今日は晴れ。とは言っても花曇りで陽射しは柔らかく、遮熱ガラスの屋内は外より寒いくらいです。
取込んだ洗濯物を畳むのは、2階ベランダに接した4.5畳程のホールに置いたテーブルの上なのですが、冬場より足元が冷たいです。よく見ると窓から射し込む日光が足元に届いていません。春になり太陽高度が上がった所為で奥まで日が射しこまなくなりました。太陽高度は上がっているのに返って冷たいなんて!
でもそのお陰で例年より早く咲いた桜も持ちがよさそうです。
庭の木々の出かけた新芽もこの寒さに戸惑っているようです。つい先日まで【4月下旬の暖かさ】なんて言っていたのに。
三寒四温、こんな寒さがあっても季節は確実に移ろって行きます。
この季節に想う事、秋でも無いのに消えゆく雪を愁い物哀しくなるんですね。
山の雪は確実に日一日と消えて行きます。昔、麗らかな日を浴びながらシングルリフトに乗り、もうじきここも滑る事が出来なくなる事を思い同じ様な哀愁を感じたものです。
スキーに行かなくなってもう何年経つのでしょうか。先日観たyoutube志賀高原でしたが閉鎖されたゲレンデやリフトが紹介されていました。そこでは私の記憶にない景色がかなり増えていました。不意に、もう一度行って状況を確かめて見たいという衝動に駆られました。
そう言えば嘗ては繋がっていたサンアルピナ鹿島槍、青木湖スキー場、佐野坂スキー場が今ではサンアルピナ鹿島槍しか営業していないとか。初めての方々には解りにくい連絡路でしたがそれがまた変化があって面白く、特に青木湖なんて眼の前の湖に飛び込んで行く様な錯覚に襲われとてもワクワクしたものです。佐野坂の下には斜面下にプールがあり、エアリアルの練習場となっていました。あれ、今はもう使われていないのでしょうね。
今朝お炬燵に入ってかみさんが見ているTVを何気なく見ていると蛭ヶ野高原が映っていました。あそこもよく行った所です。なにせ会の山小屋建設からですから何百回往復した事か。子供達がスキーを覚えたのもここです。
しかし画面に映るものには記憶の欠片もありません。どう変わっているかこの目で見て見たいものです。
今シーズン孫達はスキーデビューしたそうです。9歳と8歳ですから父親に比べ随分出遅れています。T哉は2歳で滑ってましたから。しかし子供って覚えるのが早いですね。動画を観せて貰いましたがもうちゃんとボーゲンで制動しながら滑っていました。2歳の史くんは流石にまだのようです。
病気で筋力の無いかみさんの前で「スキーに行きたい。」なんて禁句です。平瀬の温泉目的で温かくなったら出かけたいですね。小屋跡がどうなっているか? 根曲り茸やタラの芽を採ったところがどうなっているか?