ファブリーズその後

昨日、百日紅の新芽に群がっていたアブラムシと蟻にファブリーズを噴霧した件ですが、本日確認したら何も変化なし。アブラムシは殆ど動かないので生きているのか死んでいるのかわかりませんが、蟻は相変わらずせっせせっせと動き回っています。きっとアブラムシの分泌する蜜を巣に運んでいるのでしょう。て事はきっとアブラムシも生きているって事でしょう。
「くそっ、忌々しい奴らめ!」丁度水遣りの最中だったので水を吹き付けます。ノズルは霧ですがノズルの近くでは結構強力な噴射です。見ているとその勢いに蟻もアブラムシも吹き飛ばされて新芽がみるみる内に綺麗になって行きます。こりゃええわ。ファブリーズより効果有り。
吹き飛ばされても蟻が死ぬ事は無いでしょうが自力で移動が出来ないアブラムシにとっては致命的です。運良く蟻に回収されたとしても、また百日紅の先っぽまで運び上げるにはかなりの時間がかかります。いや、殆どのアブラムシは炎天下で干からびてお陀仏ってことになるでしょう。使うのは水のみ、薬も何も使わないので薬害云々なんて心配ありません。
水だけで駆除が出来るのなら激しい雨でも同効果が得られるって事です。蟻もアブラムシもそう易々とは生きて居なかった、大自然の試練に直面しながら生きていたって事ですね。

アブラムシ退治で思い出しました。昔祖母がやっていた方法ですが、空瓶に水を入れそこに適量のタバコの吸殻を入れます。一晩置くと吸殻からヤニが溶け出し濃い焦げ茶色の液体になります。これにはニコチンも溶け出しているようでかなりの毒性が有ります。これを刷毛などでアブラムシの付いている所に塗ります。強力な毒性のお陰で一発でアブラムシ退治が出来ます。ニコチンは植物自身も合成するくらいなので植物自体には影響はありません。このニコチン液は作り置きしておけるのでいつでも必要な時に容易に使えます。今なら100円ショップで売っているスプレー容器に入れて簡単にスプレーする事もできます。
原価ゼロ円で簡単に作れるのですが子供の誤飲には気をつけなければなりません。下手すると死んじゃいます。
効果抜群ですがこんな危険性も併せ持っているので、今回の方法(ただの水の散布)の方がリスク無しなのでオススメです。