テレビボード

先日、かみさんがカリモクのアウトレットに行きたいと宣う。
なんでもテレビボードが見たいとか。
前々からリビングにTVを置きたいと言っていたのですが、私が反対していて置いてないのです。「リビングは家族が寛ぎ会話を楽しむ場所で、TVを見る場所ではない。」と言うのがその理由。
かみさんが言うには、「孫達が来た時に上の子2人が小さな i-padの画面を覗き込みyoutubeを見ている。これに末っ子までが加わると取り合いになるし観辛くて目が悪くなる。大きなTVの画面なら離れて見れるしゲームも映画も皆で見れる。」
私もホームシアターには食指が動き、「それならプロジェクターとスクリーンを用意すれば良いのでは?」と反します。スクリーンなら普段は仕舞って置けるのでTVのように場所を占有しっぱなしとはなりません。
が、それだと工事が要ります。昼間は遮光しないと観えません。南面掃出し窓の3間分の遮光カーテンを用意するとなると結構な金額がかかります。
じゃあVRゴーグルを3つ用意すれば一番安上がりかと思いますが、あんなもの付けたまま長時間耐えられません。
TV直置きでは低すぎるのでソファーに座った状態なら40㎝くらいの台が必要だそうです。「数千円のカラーボックスで良いんじゃないの?」としみったれ根性が湧き上がりますが、あまりにもお粗末です。背面のセラミックタイルの濃いグレーに合わせ焦げ茶色が好いとかみさんが言います。
まあ見るだけなら良いかと昨日行って来ました。
ここは東浦の緒川にあり、本社ショールームよりかなり手前にあります。そしてS司と爺さんのベッドを買った事もあるので大体の場所は解ります。それ以前は本社ショールームへ出かけていたのですが、あちらはゴージャス過ぎて我々貧乏人は気後れしてしまいます。それにアウトレット品ならお廉いですし。

行ってみると、アウトレット品もありますが売れ筋商品はこちらでも扱っているようで、現品限りではなく新品が購入できます。
色々迷ってしまい、「頭をリセットするために本日は引き揚げ、またGW中に来ようか?」と話していると「わざわざ東郷町から来て頂いたのですから、また来るのも大変でしょう。」と言葉巧みに販売担当者が誘導してきます。もう一度最初から要望を整理して行きます。さすが販売のプロ! 結局乗せられて買ってしまいました。予算も大幅にオーバー。まっ良いか。
縦格子が基調となっており和風のテレビボードです。材質はウォールナットクルミ材ですね。濃い茶色に木目が鮮やかで落着いた品があります。傍に在ったオーク材の製品が凄く貧相に見えます。価格差は材料の差で微々たるものです。その程度なら当然ウォールナットを選びます。背面のセラミックタイルと合う色の濃さです。床は樺桜で明るい色ですが敷物の色に隠れているので問題ありません。

あ~、また散財してしまいました。「ジジババ殺すにゃ刃物は要らぬ、孫の3人居れば良い。」ってか~。

帰宅後夕方からかみさんはS司と一緒にお出かけ。どうやらTVを物色してきたようです。そしてそれはnet買い。ポイントが付くようPeyPey後払い。(今なら2%分付くそうです。)こう言った事には抜かりの無いかみさんです。そしてこのTV、S司に出資させたそうです。まあそれくらい面倒見てやってんだからまあ良いか。
49inchだそうですが今はいくらくらいするんですかねえ。昔仕事で使っていたパナソニックの50inchが当時で50諭吉くらいしてたと思いますが、今はかなりお廉いのでしょう。部屋の中でデジタルサイネージサイズ? 昔じゃちょっと考えられませんね。
通常の4Kチューナの他にwifi経由でnetにも繋がります。当然youtubeも観れる訳です。録画用に外付けHDも買ってきたようです。まあ今時のTVってPCと同じですわなあ。

結局、孫を出汁にリビングにTV、押し切られてしまいました。