解った!

弊site【Weekly Hike】の過去ログの添付写真の縦横反転の件。
よくよく調べて行くと、2010年7月10日以前の記事ではMicrosoft Edgeでも反転せずに正常に表示されていました。当然IEなら全く問題ありません。
新しい記事から順に修正していましたが、休憩を兼ねてその境目のExifデータを見比べて見ました。そこで発見!
2010年7月10日以前の写真はリコーのCaplioGX(もっと古いものは富士フイルムFinePix)で撮ったもの、それより新しいものはリコーのCX3で撮ったものでした。どのカメラで撮影したかもExifデータで持っているんですね。

因みに富士フイルムの社名はここに記した通り”イ”は大きなイで小書きのィではなく、また発音も拗音でないそうです。私の記憶にある社名の【富士写真フイルム】もいつの間にやら写真が抜けて今の社名になったそうです。長い間背中を追ってきたコダックがデジタル化の波に乗り遅れ倒産という憂き目に合ってしまいましたが、富士フイルムは思い切った英断で銀塩写真から脱却、今や化学薬品だけでなく化粧品やコロナウイルス感染に薬効が認められるかも?と言われているアビガンなどの医薬品も手掛けている総合化学メーカーになっています。どこかで聞いた話ですが、富士フイルムの経営者は写真を主たる収益源としていた頃から自分達を写真屋とは思わず、界面活性技術に強みを持つ化学屋と思っていたそうです。だからこそ写真にとらわれず大きな変身を遂げられたのでしょう。

また話が脱線してしまいましたが、このExifデータ、元々は富士フイルムが規格を提唱しJEIDA日本電子工業振興協会)によって標準化されたものですが、今や全世界の標準規格として使われています。殆どの規格を IEEE(アイトリプルイー:米国の電子関連の標準化団体)に牛耳られているのに対し一矢報いたようで気分が良いですね。
で、推測する訳です。CX3からはカメラに水準器が内蔵されるようになりました。CaplioGX以前のデジカメには内蔵されていません。水準器内蔵のデジカメは撮影時に水平に対し何度傾いているか?もExifデータに持っているのではないか? と。水準器無しのカメラにはそのExifデータが無いので画像を回転させても戻ってしまわないのではないかと。
昨日、本日とアップしてある写真のExifデータ削除を続けていました。それも残りもう少し。先が見えてきたおかげでなんとなくHappy~。
しかしまあ何もわからないまま、よくもまあホームページなんて作っているもんですね。我が事ながら笑っちゃいます。