もうすぐ10年

ここ数年かなり症状が和らいでいた花粉症、加齢とともに免疫が弱りそのおかげかと思っていましたがとんでもない、今年は久々に重症です。
数日前から目が痒く昨日なぞ休む暇なく鼻水に悩まされ、今日も朝から鼻のかみっぱなし。眼科の目薬だけでは抑えきれないようです。あ~、小鼻の横が痛い。
そんな中、温かくなってきた所為かかみさん身中の虫が騒ぎ出し、毎日家中の整理に駆り出されています。

風呂場の大掃除
これは通常の大掃除以外に今まで一度もやってない取っ手や吐水栓などの金属部分や鏡のウロコ取りまでも。洗剤では役に立たず重曹水でもダメ。ついには奥の手少量の水で粘った重曹を塗り付けラップで覆い暫く経ってから擦ります。重曹とタンパク汚れの化学反応と言うより、融けきれない重曹の粒で機械的に削り落としているようなものです。重曹コンパウンド?とでも言いますか。
お陰でかなり綺麗に落ちました。新品同様の艶!

階段下収納庫の整理
平置きかせいぜい段ボールの箱の上にスタックしてあり、物は出し辛いしスペースファクターは悪いし。
それで壁に棚を取付けて出し入れし易くしようとのお言葉。中の寸法を測り、二人でnetで調べたりホームセンターへ物色に出かけたり。すぐに買わない慎重派のかみさんはいろいろ逡巡しています。
面倒臭くなって、「2階に置きっぱなしの金属製パイプラックを使ったら?」と言っても「あんなもの嫌だ!」
「取敢えず入れてみたら?」と言って入れたら誂えたかのようにジャストフィット。そしたら「まあこれでも良いか。」と負け惜しみ。
収納する前に全てチェックすると、段ボール箱の中身は建替え時の引っ越しで梱包したままのもの。梅干などの空瓶や甕、どなたかの結婚式の引出物等々。考えるまでもなくそのまま収納庫行き。もうお弁当を持って行く人もいないしキッチンに出ているものだけで充分。引出物も用途の無いものばかりですね。いやこんな事言っちゃ駄目ですね。
使わない物は奥へ。よく使うものはラックへ。これだけ詰め込んでもまだまだ余裕があります。家って広かったんだね~。

サニタリー周り
洗濯機の上ががら空き。壁側にタオル収納用棚を着けていましたが置けないものが洗面台周りにはみ出していたので、効率よくしようとの事で壁取付け用の大きな棚を洗濯機の上に付けたいとの事です。かみさんはこれも色々調べていましたが、階段下のラックで思いついたのかS司が東京で使っていたパイプラックを思いついたようで車庫から出して来るように言います。寸法を見てみるとこれも誂えたようにピッタリ。早速組み立てて設置します。ついでに洗濯機を出しそに下も大掃除。
これで色々な物が置けます。いっぱい置いてもまだまだ余裕綽々。

さて次は何を仰せつかるんだろう。
毎日毎日お片付け。よくもまあ思い付くもんです。
ついこの間だったと思っていたら、建替えてからもう10年経つんですねえ。
そうそう打合せも終盤にかかり、10年前の3月11日は打合せの為に早退、帰りの地下鉄が赤池駅で停まり強制的に下車させられ、そこで大きな地震があった事を知らされたのでした。
暫くして運転再開、帰宅後のニューズでその大きさに驚く事に。その後TVで流される津波の実況、被災地の被害の大きさに一瞬建替えを止めようかと思った事を思い出します。
そうか、今日がその日でした。改めて被災した方々のご冥福をお祈りします。
不謹慎ながらその年の8月に我家の建替えが完了したのです。
10年経てば色々気になる所も出てくるのでしょうね。