リッツ

昼食後口が寂しくお菓子の缶をゴソゴソ。
少量食べ切りサイズのものは〜、あっリッツがあった。これはかみさんご所望品で、私としてはわざわざ食べたいと思うほどのものでもないのですが、他にないので開けてみます。
ん? 旨〜い! 思いの外塩味が強くそれが旨味を強く感じさせます。
あれ? リッツってこんなに塩辛かったっけ?
遥か昔現役の頃、行動食と言えば必ずリッツが含まれていました。甘味の強い物はすぐ食欲を減退させそれがバテに繋がります。酸味を含む東鳩オールレーズンや塩味のあるリッツはほぼ主食として無くてはならないものでした。(個人山行では全行程行動食のみが普通でした。)
大汗かくのが当たり前の行動中は多少塩味が強くてもそれを感じなかったのかもしれません。今汗をかくこともない日常生活の中で、この味は少々塩味が強すぎる感があります。(でもやはり旨い。)
そう言えば昔はヤマザキナビスコと言いヤマザキがライセンスを得て製造していました。今ヤマザキはYBC(ヤマザキビスケットCo.)の名前でルヴァンの製品名で四角形のクラッカーを販売しています。リッツの顔であった沢口靖子さんも今はルヴァンの顔となっています。
だからリッツブランドの製品は過去にヤマザキナビスコが造った在庫品で無くなったらそれで終わりの売り切り品かと思っていました。いつまで経っても在庫が切れないので変だなあと思っていたら、実はナビスコの親会社であるモンデリーがモンデリージャパンを立ち上げ日本で直接作っているようです。ナビスコ側の都合でヤマザキとのライセンス契約を取りやめ、それに従ってヤマザキは独自ブランドのルヴァンを販売するようになったって事のようです。
丸より四角の方がスペースファクターは高いのでパッキングには都合が良いかもしれません。
今度ビバーク山行する時はルヴァンを持って行こうかな?
えっ、ビバークなんてもうする事無いだろうって?