文月 7月 猛暑の足音 (臍水虫の歌)

梅雨の湿気と気温の上昇、武漢コロナも消え去る事を期待していましたが、その気配は未だ現れません。夜の街で感染数の増加が見られるようで、暇を持て余した若い人達にとっては苦痛でしょうが今暫くの自制をお願いしたいものです。
じっとしていることが全く我慢できなかったこの私が、今こうやって自宅引き篭もりに徹して居られるのは、知性のおかげ? 我慢強い性格のおかげ? 大所高所から大局を見通せる力量のおかげ? いえいえそんな大層なものでは有りません。単に精神が老化しているおかげです。
老いは精神だけで身体は至って健康そのもの、実年齢よりずっと若い肉体年齢だった・・・筈なのにやはりそうではなかった。年相応だったという事を実感しております。

暫く前におへそが痒くてバリボリバリボリ。真っ赤に腫れて痛くなりました。放っておいたらいつの間にかそこが黒っぽくなり硬くなっていました。若干痒みが残っており昼間は掻かないようにしていましたが寝ている時に無意識に掻いているようです。
そしてその変色した部分は少しづつ大きくなって行きます。気になってメンタムを塗っていましたが一向に良くなりません。
それで本日皮膚科で検診。調べてもらったらタムシ菌が見つかったとの事。先生が「水虫と同じですね。」と言うので帰宅後調べたら、タムシ菌=白癬菌でした。
塗り薬を処方して貰い今夜から風呂上りにヌリヌリします。
しかしどこから感染したんでしょ? 私の足は一見水虫のように皮がボロボロ剥けますが、白癬菌はおらず単なる湿疹だそうです。唯一爺さんが水虫を飼っていましたが亡くなってもう4年。
自宅ではなく外で貰って来たのでしょう。白癬菌が付いた手でお臍を掻いた為にそこで増殖したってことでしょうか? 若い頃ならそんな事にはならなかったと思います。年とともに免疫力が衰えているのでしょう。花粉症の症状が和らいだのも免疫力低下のおかげ。良いこともあれば悪いこともありますわなあ。
何はともあれ原因が分かりその処方もされましたので、【臍タムシ】或いは【臍水虫】も良くなって行くでしょう。