電欠は突然に!

昔こんな言い回しの歌があったような・・・

今日は大晦日、今年は総じて良い事は無かったのかなあ? まあかみさんが病気になった時よりはずっとましでしたが。

孫達が引き揚げ、静かになったところでダイソンの出番。一階全て終えたところで急に思い立ち、階段、二階と進めます。二階ホールから東側の部屋へ入ったところで、突然の電欠。

やっぱり無理だったか。計った訳ではありませんが、仕様ではフル充電で弱モードでの連続稼働時間は30分との事。やはり一度に掃除するのは1フロアが限界のようです。でも使い方としては30分以上連続してやる事は先ず無いので問題がある訳ではありません。

その時思った事・・・

電欠を表示する青色のLEDは点灯しているのでバッテリーが全くの空って訳では有りません。残量が一定値になったら強制的に動かなくしているのでしょう。バッテリーがニカドなどのメモリ効果が有るものなら全欠にできるようにトロトロとでも回り続けるようにしてある筈です。

重量との関係からバッテリーはリチウムイオンに、コストと重量との関係からその容量も30分の稼働が可能なものに。

設計する側は全てトレードオフの関係にある条件から妥協点を求め決めているんですね。それら条件は三つ巴どころか四つ巴、五つ巴、いやそれ以上が絡み合っている中から決めていく訳です。やっている内に何が何だかやっている本人にも解らなくなってしまいます。そんな時に立ち返るのはやはり基本コンセプト。結局それに沿って開き直って決めるしか無いのです。まあ妥協の産物と言われても仕方ありませんが。

こんな事を考えているとつい「なるほどね。」「そうでしょ、そうでしょ。」「いやチョット違うのでは?」なんて設計者と会話している自分に気付きます。遥か昔に技術屋で無くなってしまったtanuoさんなのにね〜。

 

明日は元日。今年も夫婦二人だけのお正月です。暇だからお正月は洗車でもしましょ。