「う」「あ」

今回はS司も伴ってまた郡上へ。
先日行った美濃錦の「う」をまた味わってきました。「う」をたっぷり頂きたいのでS司と私は「重」、かみさんは少食なので「丼」
「重」は1尾半、「丼」で1尾ですから「丼」でも充分なのですが。
京都から取り寄せの山椒は香り高く「う」の味を引き立ててくれます。この「う」自体も脂肪を落とした後でこの肉厚ですから身がしっかりしておりとてもボリューミー。食べながらついつい頬が緩みます。かみさんもニコニコ顔で「美味しいね。」旨い物さえ食わしていれば機嫌が良いんだから。
肝吸いの肝も大きく旨みたっぷり。最初の注文時「肝焼き」を頼んだのですが今日は出来ないとの事でした。そしてかみさんとS司の肝吸いには肝が二つ入っていたそうで、食べながらかみさんは「こんなところに沢山使うから肝焼きが出来なくなるんだわ。」と思ったそうです。まあまあ良いじゃないか。
その他にかみさんと私は郡上鮎の塩焼き、S司は刺身を頂きました。刺身は小さすぎると出来ないので中くらいのものですが、塩焼きは見たとたん「小っせ〜。」と声が出てしまうほど。まあ二尾ついているので良しとします。小さいので一尾は頭から丸ごと食べましたが、やはり背骨がチト硬く二尾目は背骨を抜いて。さして力を入れなくても頭からスッと抜けます。はらわたには消化前の水苔がたっぷり残っておりこれが爽やかな香りを醸しています。天然鮎独特の味ですね。(貧乏舌の私は養殖物でも一向にかまいませんが。)
たっぷり食ってごっそさん。昼にしては随分多めでした。
郡上に来たついで、観光センターで小那比茶を買って帰ります。ほうじ茶ですがかなりお高め。かみさんのお気に入りのお茶です。
寒暖差の激しい所の作物ってなんでも美味しくなるんですね。
帰り道、今回は趣向を変えて「子宝温泉」へ。アルカリ泉のようで我々の好みとはちょっと合いませんでしたが、時にはこういうのもまた一興かと。
お盆休み中とは言え今日は平日。道路も渋滞無しで片道2時間弱。ただ台風の影響か所々で激しい雨が降っていました。カンカン照りよりずっと凌ぎ易かったです。
最初から雨を見越して今日は鈍足アクアでお出かけ。非力で楽しくも何ともない(それが個性かもしれませんが)車ですが、いつの間にか我家に無くてはならない存在になっています。なんたってリッター20kmは軽く走りますから。ミラちゃんは軽の癖にリッター20kmなんて絶対に無理。やはり軽よりアクアをもう一台買った方が良かったかな?