ジジのたわごと

眼科検診の帰り、聞くとはなしにカーラジオから聞こえてくる言葉。一般の人がよく間違えるのは解かっていましたが、現役アナウンサーの方までこんな事を言うのか。
たわいもない話で申し訳ありませんが、Simulate の名詞形 Simulation の日本語読みの事です。英語読みに近くカタカナ表記すると「シミュレーション」が尤もだと思いますし仕事で使う時も「シミュレート、シミュレータ、シミュレーション」と言っていました。なぜ「シミュ」が「シュミ」になってしまうのか? 推測ですが、我々の母語である日本語に「シミュ」と発音する言葉が無く「シュミ」と発音するものに「趣味」がある為、言い慣れた「シュミ」になってしまうのだろうと思っています。
ですから「シュミレーション」と言う人を、とりたてて訂正するなんてバカな事はした事はありません。
でもねえ、話す事を商売としているアナウンサーさんには正しく話して欲しいですね。
Simular の短縮形で Simu. と表す事もあり、30年ほど前にアップルのマッキントッシュ上で動く「Simu City」というゲームがありました。経済を活性化させ人口を増やし犯罪や災害から町を守りながら都市を発展させてゆくというゲームです。都市計画をシミュレートするという事から名づけられたゲーム名ですが「シム シティ」と呼んでいました。ここでは「シュミ シティ」ではなかったのにね。
近いものに「ハイフン(−)」があります。よく使われる言葉にサイホン(コーヒーサイホンなど)がある為、こちらの方が耳慣れていてハイホンあるいはハイフォンと言ってしまうのではないかと思います。電子業界、コンピュータ業界に携わっている人達は間違いなく「ハイフン」と言っていますがキーボード拒否症の中高年の方々には「ハイホン」と言う方が多いように思います。これもわざわざ訂正を強要するなんてバカな事はしませんがいつも気になっています。