いつのまにか慢心していました。

一昨日の夕刻、携帯TELが鳴りました。出ると身障者スポーツセンターから。

かみさんが転倒し救急車で八事日赤に運ばれたとの事。

とるものもとりあえず急ぎ病院へ。意識はあるとの事でしたので、八事日赤はかみさんが指定したのだろうと思われます。またわりと冷静だったのだろうと思われますが、頭を強打している事は容易に推測できるのでやはり心配です。

筋力が殆ど無く、転倒すると身体をかばう事ができずそのまま頭から地面に激突してしまいます。おまけに自力では立ち上がる事ができません。退院後リハビリの為歩いていた時に転倒し、骨折したこともあります。眼鏡が潰れたのが多少なりとも衝撃吸収になったのかな?なんて思った事もあります。

今回は人に抱きつかれ、後に倒れたとの事なので、今は良くても後からって事も考えられます。

最初の転倒後毛糸の帽子にクッション材を仕込んで保護用に被らせていましたが、いつのまにやらそれも止めていました。

少ない筋力なりに上手くバランスを保つ事に慣れ、つい筋力が付いて来たかのように錯覚していましたが、基本的には殆ど筋力は付いていない事を思い知らされました。

その慢心の所為でリハビリの為にひとりでスポーツセンターへも頻繁に出かけるようになり、それが今回の事故に繋がったのだろうと思います。

「安易に出歩くな! リスクがある事を常に念頭に置いておけ。」なんてきつい事を言ってしまいました。

日赤での検査は頭部CT、頸椎部MRI、血液検査共に異常は認められず、とりあえずは異常無し。搬送中両手が痺れ動かなくなったのは過呼吸が原因ではないかとの事。

長い検査の後とりあえず帰宅、翌日(昨日)朝一番に再度外来で診察。

CK値が400と最近の値より高かったですが筋炎の再燃と言えるほどの高さではないのでほぼ正常値です。ゆっくり時間をかけて脳内で内出血する事も考えられるので3日間ほどは安静に、また3ヶ月程度物忘れや失禁などが起こらないか様子をみるように指示されました。

無鉄砲ユリ子の性格は変えられないので予防の為にヘルプマークでも申請するか?

その下に大きく「転倒したら身体をかばう事が出来ません。身体に振れないでください。」とでも書いて。

頭部保護用の帽子も買った方が良いかな?(ヘルメットではさすがに仰々しいです。)

最近は握力も付いて来たので杖を持てるかもしれません。そうすれば周りの人も気を付けてくれるかな?

慢心を反省し、今いろいろと算段しています。