高度急性期病院

今、国の方針で緊急性により各病院を数段階に分け、それぞれが担当する役割を担うように進められています。簡単に言うと、緊急性の高い患者を診る病院は、症状の安定している患者を緊急性の低い病院に任せなさいと言うことです。緊急性の低い病院からの紹介状を持った患者だけを診る、直接診察に来た患者は割高な初診料を徴収したり予約が無い為長時間待たせたりするなどして、来るのをためらわせるような方策を講じています。
これは別に悪い事ではなく致し方のない事だと思います。
この動きは以前から病院内のチラシなどで知ってはいましたがまさかうちもそうなるとは。
本日かみさんの外科の診察に同行した時、他の病院の診察に切り替えるよう頼まれてしまいました。皮膚筋炎由来の癌でしたがその後の経過も良好である為です。
先週受診した神経内科ではその話は無かったので引き続き日赤で受診となります。
紹介される外科は以前ここで勤務していたA先生が開業した所だそうで状況もご存知でその点では安心ですが一箇所で済まない点が不便となります。
病状が安定しているのは有難い事ですから多少の不便は受け入れなければならないでしょう。病状が悪化したら否応なくまた日赤に戻る訳ですから、どちらかを選ぶとしたら当然病状安定で他の病院受診を選ぶ事になります。
しかしまあよくここまで来たものです。一時は最悪の事まで覚悟しましたから感慨一入です。