千円スニーカー

かつてない規模の台風が接近中です。どなたも最大限の注意を払って台風に備えてください。
こちらへの最接近、或いは上陸は明日未明との事ですが、このところずっと雨が降り続いています。おかげで今履いている千円スニーカーがベタベタに濡れてちっとも乾きません。
先週日曜日に東山公園をベタベタのまま歩き回りその時に気付きました。踵部分に大きなひび割れが入っている事に。それも左右両方です。これじゃあ濡れている所は歩けません。
○ビのtanuoさんはいつも千円スニーカーを愛用していましたがこれは酷い。同じ Made in Chinaでも今までこんな酷いのにお目にかかった事はございません。
その後かみさんと栄へ行く事があり、ひとつ前に履いていたもの(今はウォーキング用に格下げされました。)を履こうとしましたが、あちこち破れ穴が開いている事に気付きました。さすがにホテルのロビーにこんな靴で入れません。
思案の末、山用に使っている夏靴を履いて行く事にしました。例のフリクションが全く聞かない似非ハイキングシューズです。汚れの酷いレザー部分を水洗いしてなんとか誤魔化します。
これなら街中でもさほど仰々しくもなく一見オシャレな靴のように見えるかもしれません。所詮似非ハイキングシューズですから山靴ほど目立ちもしませんし。
そこでふと思い出しました。一時期うちの会のオヤブンが普段履きにチロリアンシューズを履いていた事を。これなら耐久性は山靴並みですし見た目はローファーとそう変わりませんから。(ローファー:学生靴の定番であるハルタの靴と言えばわかるかな。)
私も真似て一時期ビジネス用に履いていた事がありますが、目立たないと思っていたのは本人だけでかなり目立っていたようです。山靴同様ソールが曲がらないようにアイガメが分厚くそれにビブラムが接着してあるんですから3cmくらい身長も高くなります。そして片側で1kg近くありますから音などでその重量感はそばの人にも伝わったと思われます。
その事に気付き職場に履いて行くのは止めましたが靴自体は堅牢で全く擦り減りもしていませんでした。かといって所詮チロリアンシューズ、足入れが浅くくるぶしが出るような靴では山には履いて行けません。結局あの靴どうなったのかなあ。


山へも行かなくなったし、行くとしてももう冬靴の季節だし、暫くは普段履きとしてあの似非ハイキングシューズを履く事になりそうです。
もう次からは千円スニーカーを買うのは止めます。近頃のは底がペラペラで足裏も痛いし。
だんだん○ビには生活が苦しくなって行きます。