マスゴミ

森友学園問題が下火になるのを待っていたかのような加計学園問題。
執拗に続く臭い物探し、一体いつまで続けるつもりなんでしょうね。
良識を備えた方々はマスコミの姿勢自体に違和感を感じそれなりに批判はしていますが、一般の人々にニュースを届けるマスコミ自体がそんなものを報道する訳はなく、我々としてはNetを通じて自らの力で真偽を確かめるしか道はありません。これはもうマスコミによる大々的なプロパガンダとしか言い様がありません。別に主義主張がある訳では無く異常な論法で犯人を仕立て上げ騒ぎ立てているだけです。それに乗せられている一般の方々の知恵の足りなさも同胞ながら情けなく思います。だんだん韓国に似て行くようで危機感を感じています。
規制緩和に反対する守旧派勢力である獣医師会とその手先となっていた文科省に対し、国の発展の為いわゆる岩盤規制に風穴を開けた事がこの問題の発端です。本来なら「よくやった。」と褒められるべきところなのになぜこんな動きになっているのか?
告発した前川氏自身が、制止されても天下りを斡旋し続けて解雇されたような既得権益にしがみつく体質の人。いやこの人の醜聞はきりが無いほどですが、そんなことおくびにも出さずマスコミは英雄として祭り上げています。
それにはマスコミ自身の今の状況が関係しているように思えます。
ドラッカーが言っていたように情報単価は近代に入り急速に下落しています。中世までは教会(日本ならば寺社)が独り占めしており情報は殆ど流通していませんでした。この時代の情報とは農業や病気治療に関するものが多くその知識を持つ教会は一般人からは神のようにあがめられまた富もそこに集中していました。
近代に入り情報が紙という媒体で世の中に出回るようになるとその流通量は飛躍的に伸びそれに伴い情報単価も下がってきます。その中でマスコミは大きな情報発信源として確固たる地位を占めるようになりました。富も尊敬も教会からこちらに移って行きました。
その上にアグラをかいていたため現在の新聞社、放送局には独自に情報を調査報道する力がなくなってしまいました。誰かが言った事をまるで自分が考えて言っているように演じているだけです。
そして今Netの拡大によりマスコミ各社は存亡の危機にさらされています。米国では主要な新聞社の倒産が起こり始めて久しいです。米国の20年後を追いかけている日本もいずれ同じ道を歩む事になります。
そんなマスコミが改革を恐れ既得権益にしがみつくために政府の規制緩和に猛反対、そのひとつとして現政権のネガティブイメージの喧伝と政権追い落としにかかっていると見れば充分納得できます。


今朝Netで以下の記事を目にしました。

http://diamond.jp/articles/-/136478

読んで納得、特に最後の一文にもっと納得。
「こういったマスコミの特性を知り尽くしたゴシップ紙の編集長などを報道対策の為に政府は雇わなければならない。」と言う締めくくりの言葉です。