薄墨桜

観て来ました。
本巣市の開花情報によると昨日11日に満開になったとの事。ずっと雨続きでしたが本日は朝から晴天。ドンピシャのタイミングです。本巣市のHPによると平日でもかなり混むとの事。岐阜から157号線直上では、表参道でもありかなり時間がかかりそう。それに名神を使っても大垣市内などの市街地でかなり時間をとられてしまいます。
ここは高賀神水で通い慣れた418号線からの方が良いかもしれません。Google Mapで道路状況を確認すると、一部狭いところはあるものの難路というほどではありません。樽見で157号線に合流すればもう薄墨公園ですから渋滞していたとしてもほんの一部分だけで済みます。
ということで本日7時50分に自宅出発。通勤時間帯にしては大きな渋滞も無く8時20分頃には名古屋ICから東名に。
小牧JCTから中央道に入り小牧東ICから尾張パークウェイ、41号線で美濃加茂、248号線から関市内で418号線へ。後は一本道で樽見まで。途中武儀川沿いを走るようになってから遵法闘争車に行く手を阻まれましたが、遅いながらも止まる事はないのでそのままついて行きます。いつのまにやら後ろも数珠繋ぎとなっていましたが、家の車も含め全てが目的地は薄墨桜でした。こんなルートを取る人も居るんですね。
信号の無い三叉路で157号線に合流しすぐに左折して根尾川の対岸へ。橋を渡り切る手前で止まってしまいました。すぐ上が駐車場で料金徴収の為のようです。後ろを見ると車列は157号線まではみ出しています。
駐車料金を払い身障者である旨を伝えると一番上の駐車場へ行くように指示されます。同時に駐車料金領収書を見せるとうすずみ温泉の入湯料が割引になる事も教えてくれました。やったね、ラッキー!
まだ駐車率は50%程度ですがそれらの車の間を擦り抜け身障者スペースへ。ここはまだ3割程度。すぐ隣が薄墨桜のある広場で急坂を登らなくて済みます。その薄墨桜を横目に駐車場へ。
車を停めて広場へ向かいます。おお、これが名にし負う薄墨桜。その正面には露店、屋台がずらりと軒を並べています。かみさんの視線は既にこちらに釘付けです。
 


 





一通り見終わった後は露店三昧。フランクフルトピリ辛味とコーン入り、試食品パクパク、ペットボトルのお茶、鮎(生簀飼)の塩焼き、大判焼、たこ焼きを買って車に戻ります。車内でそれらと一緒に弁当のオニギリも頂きます。
そして157号線に戻りうすずみ温泉へ。(園内はシーズン中一方通行になっています。)
駐車場はお向かいの道の駅で。うすずみ温泉の駐車場は隣の一段低い所なので登るのが大変ですから。
通常の入湯料850円が淡墨桜の駐車券を見せると650円に。二人分で400円の値引きです。駐車料金500円が100円で済んだようなものです。こりゃお得!
ヌルッとした泉質を楽しみ日頃の疲れを癒し(疲れるような事しとらんじゃないか!なんて言わないでください。)温泉を後にします。
近くの山にはまだ雪が残っており、辺りの梅、寒桜、桜とのコントラストがとても鮮やかです。
 


157号線を戻ります。418号線の分岐まで来ると、157号線対向車線は延々と数珠繋ぎ。これじゃあ地元の人が通行できません。
かみさんが言います。「私達ってタッチの差でセーフだったんだね。家を8時半に出てたらまだ車を停められずにいたのかも。」
まったくその通りです。なんとまあ悪運の強い事でしょう。それに418号線は全く並んでいません。名神羽島で降りて157号線を北上していたらもっと遅くなっていたに違いありません。これひとえに普段の行いの良さのおかげでしょう。神様はちゃんと見ていてくださいます。無神論者の私が言うのも変ですが。
途中で洞戸へ抜けて高賀神水庵へ。ここで水汲みして引き揚げます。今日はいつもの逆コースで帰りが板取川沿いです。ここの桜並木がまた壮観です。丁度満開の頃と言う事もあり延々と続く桜並木に沿って走ります。武儀川沿いと違い信号機がほとんど無いのでずっと等速運動が続きます。桜は綺麗、運転は楽ちん、日頃のストレスが一掃されるようです。(ストレスなんてあったっけ? て言わんといて。)


鮎が解禁になったらまたこのコースで根尾谷の方へ行きます。かみさんには板取より根尾の鮎の方が相性が良いようです。
生簀の鮎でも今日の鮎は旨かったそうです。私もかみさんの残した頭を頂きましたが骨まで柔らかく美味しく頂きました。