今日のメールマガジンに

興味深い記事がありました。Diamond社のものですが、見出しが「韓国人に生まれなくて良かった」というもので元駐韓大使の武藤正敏さんが書かれたもので以下にそのURLを記します。

http://diamond.jp/articles/-/117809

私が以前に記した日記( http://d.hatena.ne.jp/tanuo/20170105 )のそのロジックを詳細に記されています。
どうしようもない状況に追い込まれている韓国民は過去の為政者達の被害者である訳でして一概に【愚かな国民】と断じる事が憚られます。
日本の敗戦で独立はできたもののそれは共産主義勢力と対峙する為の米国の傀儡政権の意味合いの方が強く、真の国家とは言い難いものでした。長年その流れのまま国民生活の安定を後回しにしてきた結果が今の状況です。
武藤さんの言葉を借りれば「日本人に生まれて良かった」と言うのが私の思いとなります。
戦後の日本の歴代為政者達は何事にも国民生活の安定を優先してきました。戦犯となった東条さんだって手段は世の中の流れと異なってしまっていましたが、日本国民の繁栄を願っての事だったのです。東条さんの生活は質素そのもので、自宅にのりこんだ占領軍はその質素さに驚いたという逸話もあります。一国の首相を務めていたのですからかなりの蓄財がある筈、と考えるのは卑しい考えしか持たないアメリカ人らしいです。
憲法に九条を盛り込んだ吉田茂にしても当時はそこまで考えていなかったかもしれませんが、軍事費を全て経済活動に回す事で戦後の高度成長が為された訳です。さぞアメリカはしてやられたと苦々しく思った事でしょう。J・K・ガルブレイスさんなぞはその成果に目を見張り大称賛していました。
途中的外れな愚か者が政権を担った事もありますが、大多数の国民は早期にその愚かさに気付きまともな政権を選び直しています。
韓国人の中でも冷静な人達は思っているかもしれません。独立などするより日本の統治下に居れば良かったと。
同じ日本統治下にいた台湾は韓国とは全く違った日本感を持っています。日本の統治下にはいったおかげでそれまでよりインフラも整い生活も豊かになりました。未だに日本語が解る人も居り対日感情はすこぶる良好です。