水分補給

山関係の雑誌、TV番組などでよく行動中の水分補給について述べられています。
かなり多めの量を推奨しており、私の基準とはかなりかけ離れています。
私の身体が駱駝に似ているのかどうかはわかりませんが、山歩きのように継続的な運動するとすぐ尿意をもよおします。
愛知池ウォーキングでも必ずで、トイレのある駐車場に戻るまで我慢できない時は、人目を避け草叢に入り用足ししています。
尿意をもよおす、即ち余分な水分ができたのは運動エネルギーを得る為 脂肪が燃焼しそれがCO2とH2O(水)に変わったから。駱駝が背中のコブに蓄えられた脂肪を燃やし水を得るのと同じロジックです。
昔はよく水筒を忘れたり水の補給を忘れたりして水無し山行を強いられたものですが、それで極度に体調を崩したなんて事はありません。そんな私から見ると今の雑誌の記事などは途轍もなく大袈裟に思えます。
また昔は「水のがぶ飲みは返ってバテる。」と言われ飲み過ぎを控えるように言われていたものです。世の中の常識は時代とともに変わるものなのでどちらが正しいかは各自で判断すべきかと思います。
実際沢筋などで水が豊富にあるところではついつい飲み過ぎてしまいよく体調を崩していました。逆に水の無い尾根筋などでビバークが必要な場合は食事も含め一日2Lを目安として担ぎ上げ節約しながら飲んでいましたが特に体調を崩した事はありません。
もしかして本人が気付かぬ内に水分欠乏で大変な事が起こっているのかもしれませんが、いまのところ変調は来たしておりません。