もぐさ

今朝の新聞にお灸に使う【もぐさ】のメーカーがネパールに進出するとの記事。
もぐさの材料であるヨモギ生産地の確保と同時にネパールの産業発展への寄与と伝えています。
そこで思い出しました。もうかなり前になりますが、会の先輩であるKさんからネパールの医療活動に参加しているという連絡を貰った事を。
たしか【よもぎの会】とか言っていたような。
Kさんは鍼灸師を営んでおり、元来の山好きで何度もヒマラヤトレッキングにも出かけています。今でこそ多くの人がツアーで出かけていますが、30年、40年前というとよほどの物好きでない限り出かける人はいませんでした。その頃からですからその山好きぶりは推して知るべし。って事です。
仕事がら東洋医学については専門家であり、山で楽しませてもらっている事への現地への恩返しという意味もあってボランティア活動に参加していたのだと思います。当然その間はこちらでの仕事は休業しています。
昨年はネパール地震の為活動は出来なかったようですが、よもぎの会の医療支援だけでなく産業としての支援は貧しいネパールに雇用を生み出し外貨獲得にも貢献します。観光の国ネパールには下手な工業化よりこういった一次産業での貢献が最も似つかわしいと思います。