東山植物園

紅葉狩り、まだ続きます。 今日は東山植物園
植物園駐車場には係りの小父さんが居ません。機械相手では黄門様の印籠は利きません。それに植物園入口からかなり離れています。引き返し緑橋下の駐車場へ。
こちらは係り員常駐です。おまけに入口まで近いです。
昔は(いつもこんな話で恐縮ですが。)今の植物園駐車場の中を突っ切って道路が走っており、それが東山ドライブコースの入口となっていました。夜な夜な走り屋が腕を競い合い勢い余ってコースアウトしていましたが、全て自損事故。暴走族のようなヘタクソなくせに非常識な奴は居ませんでした。このコースの最上部からは名古屋の夜景が見渡せ、走り屋だけでなくデートコースとしてもよく使われていました。
今日見る限りでは東山ドライブコースは無くなっています。東山一万歩コース(ウォーキングコース)も一部このドライブコースと共有している部分がありましたが今はどうなっているのでしょうね。
昔話はこのくらいにして、久々の植物園デート。お互い昔の記憶と全く異なっている園内を散策します。と言っても車椅子が通れる所しかかみさんは歩けません。要所要所に車椅子通行の可不可が表示されているのでそれを目安に行きます。
昔懐かしい温室(ガラス張りの大きなドームがありました。)は改装工事中。新たなものはもう昔の姿はしていないのでしょうね。なんとなく寂しいです。最後に来たのが子供が幼稚園の頃ですから三十年近く前の事です。あの頃はまだ植物園ドームは健在でした。
今日の目的は紅葉狩りでもあるので温室はパス。かみさんが歩ける距離が短いので温室で余計な体力消耗をする訳にはまいりません。
温室の奥にはガーデンテラスとかの建物。どうやら昔の東山ガーデン(結婚式場・レストラン)がここで営業しているような、そうでないような・・・。
以前からあった連続カスケードとその両側の花壇の奥に配置されたとてもお洒落な建物です。



とりあえず合掌造りの茅葺屋根を目指します。温室横からそのコースに入ると同時に紅葉のトンネル。ウハッ、思った以上に色付いています。

そのまま日本庭園とその奥のビオトープまで足を延ばします。
そこから急なスロープを登り山頂の花壇へ。起伏のある園地にはパンジービオラが所狭しと植えられています。一休みの後ガーデンテラスの裏側へまた降りて行きます。両側には数多の種類の竹、薬草などが植えられていますが、道幅が広く開放感たっぷりの気持ちの良いコースです。
そして車まで。今日は結構な距離を歩きました。坂道では私の腕に摑まりながらですが、それでも全て自力です。
あまり目立ちませんが少しづつ脚力が付いている事を今日も実感しました。