S木農園

爽やかな秋晴れの本日、岐阜県白川のS木農園へ。
ずっと以前から誘われていたのですがなかなか機会が無くてつい延び延びに。
退職後自由時間が多くなったので行こうかと思っていたのですが、暑い盛りより涼しくなってからの方が良いとの事で本日お邪魔した次第です。何と言ってもこの時期の方が収穫物も多くおすそ分けも多くなります。かみさんはキウイ狩りを楽しみにしていたので時期的に丁度良い頃となりました。
今年は果物が不調との事でしたが、なんのなんの結構沢山生っていました。確かに柿などはこちらより生りが少ないようです。


昨夜お泊りだったT哉一家に後を任せ、朝9時半頃に自宅を出ます。A5のカーナビに目的地をセットしてあったのですが、かみさんが小さい方で行くというのでアクアに変更。アクアのナビにはS木農園の番地がセットできません。近いところの番地をセットして出発。
ナビに導かれ下道で行きます。帰り遅くなりそうだったら高速を使う事にします。アクアならかみさんのETCカードを使うと身障者登録してあるので料金が半額になります。かみさんがアクアに拘るのはその所為なのか、それともA5は広すぎて乗り降りがし辛い所為なのか。(狭い車の方が支えにするシートやピラーが近くて突っ張り易いようです。)
途中たいした渋滞もなく順調に進みます。家からだと瀬戸、多治見、可児経由、美濃加茂で41号に合流という経路になります。
41号に合流してすぐに養老軒があります。帰りはここに寄ってふるーつ大福を買う予定です。
ナビに導かれるまま白川手前で41号から右に折れます。そのまま進むと途中で左折の指示。そこからまだ8km程先が目的地となっています。Sさんから聞いていた話と違うのでてっきり番地がセットできなかった所為と思い直進してしまいました。しかしナビの地図を見るとこの進路も怪しいです。地名を確認するとどうやらナビの指示は間違っておらず、今まで辿った経路が一本南側の谷だったようです。それでナビの指示した左折地点まで戻り、また指示通り山道を登って行きます。峠を越え一本北側の谷がS木農園のある所のようです。峠近くまで登ると南側の展望が開け、その向こう正面に大きな山並みが横たわりなかなかの眺望です。路側帯に駐車し展望を楽しみながら今朝かみさんが作ってくれたオニギリで昼食を取ります。七分ほど紅葉した周りの景色と大きな谷の遥か向こうに臨むたおやかな山並み。すぐ足元のススキ原も色を添え、秋の景色をより一層味わい深いものにしています。窓を開けると肌寒いほどの風が通り抜けますが陽射しが強く車内は温室です。こんなところでお弁当をつかうのもまた一興。
峠を降ると北側の展望が開けその向こうの南垂れ斜面に点在する家屋が望めます。周りに畑を従え日を遮るものも無くいかにも日当たりが良いところです。その中に一軒、片屋根のこじんまりとした家が目に付きます。Sさんが自分で建てたと言っていた家なのであれかもしれない。
果たして行ってみると、ドンピシャ。やはりあの片屋根の家がそうでした。家の前にはSさんの車が停まっています。開いた扉の中から奥さんの笑顔。早速お邪魔します。家の中は絵やモビールなど色んなもので飾られおしゃれです。先日の展覧会もご無礼していたかみさんは久しぶりとあって世間話に花が咲きます。
その後は農園内の見学。その場で収穫した作物をお土産に頂き車のトランクがいっぱいに。これで暫くは野菜を買わなくて済みそうです。
帰りはSさんから聞いていた通常のルートで。どちらの道も全線舗装路、部分的に狭いところもありますがほとんどが片側一車線の走り易い道でした。もっと大変な道かと思っていましたが、これなら冬でも来れますね。
場所も分かった事だしこれからもちょくちょくお邪魔に上がりましょ。