毎年10月1日で新しいものに切り替えられます。
申請しないと新しい受給者証は交付されず、限度額適用認定証があればその限度額(所得にもよりますがおよそ月額8万円)以上は社会保険もしくは国保から補填、なければ全額負担となります。
特定疾患とは国が認めた難病に該当する疾患でその受給者証を取得すれば、その診療にかかった費用の内一定額(所得にもよりますが月額およそ1万円〜2万円)のみが患者負担となり他は社会保険(あるいは国保):限度額 と県:特定疾患 が負担してくれます。
更新に2ヶ月ほど要するとの事で7月末までに手続きするように案内が所轄保健所から送られてきます。
今年7月にかみさんもとうとう退職となり社会保険から国保に切り替えました。その新しい保険証を提示して更新の申請をしたのですが、まずその切り替えを申請し、更新手続きはそれからになるとの事。その時は特に何も思わずそのまま忘れていました。
昨日10月5日はかみさんの受診日。窓口で受給者証が新しいもの(10月1日以降のもの)が必要と言われました。申請はしてありますが更新した受給者証は未だ届いていません。受給者証無しだと国保で3割負担としてもかなりの金額になります。前回の実費用が9万円弱と付属の紙に記入されています。
手持ちで足りなければクレジットカードで払う事になります。
診察を終え精算の結果・・・3万円ほどで済みました。そうそう前回でハーセプチン点滴は終了していたのでした。あれが5万円くらいかかるのか。
いくら後で還付されるといっても支払い回数が多くなると結構な金額負担です。
本日、所轄保健所に問い合わせてみると、保険の切り替え手続きに2ヶ月、更新手続きに2ヶ月ほどかかるので交付は11月末頃との事。
それを聞いてかみさん、電話の横で「そんなことが民間企業で通じると思っているのか。」と凄くご立腹。ごねてもそれが速くなるとは思いませんが一応ごねてみると電話相手が変わりいろいろと説明してきます。話し方は丁寧ですがまさに慇懃無礼とはこの事かな?
まあ仕方ないので待つしかありませんわなあ。日赤だけでなく在宅リハを別の病院でお願いしているものですからそちらの方も同じように補填が遅れその還付の手続きが増える訳です。面倒には違いありませんが、限度額認定や特定疾患受給などが受けられる事自体、日本という国の手厚い医療行政のおかげでもあります。つくづく日本人で良かったなあと思います。医療保険制度の充実していない国だったら我家は既に破産していたでしょう。
しかしこれだけIT化が進み人海戦で処理するような事なぞ無い時代なのになんでそんなに時間がかかるんですかねえ。これぞお役所仕事。暇を持て余すと困るからわざと引き延ばしているような・・・。これも平準化とでも言いたいのでしょうか?