Big DATA

寝屋川の犯人捕まったようですね。決め手は防犯カメラの画像解析。
つい先日のバンコクの爆弾テロの容疑者も防犯カメラで特定できました。また大分前になりますがボストンマラソンでの爆破犯人も防犯カメラの解析から逮捕されました。
コンピュータの処理能力の飛躍的な向上、メモリ容量の驚異的な増大、これらの相乗効果により今まで扱えなかった大きなデータの中から特定のデータの抽出が可能になりこんな事が出来るようになった訳です。
元々はB to Cビジネスの為顧客動向を捉える為に行われ始めたものですが、治安面でもこうやって威力を発揮しています。
繁華街に設置された防犯カメラの数も想像絶する数となり、プライバシーに関わるなどと反対する人もいるようですが、こうやって凶悪犯の逮捕に繋がれば露骨な反対も出来なくなって行くでしょう。これは犯人逮捕だけでなく犯罪抑止力ともなり今後は治安の安定に効力を発揮すると思われます。
科学技術の発達は世の為、人の為になってこそ意味があるのです。
そんな事を思っていると、つい今騒がれている安保法案に頭が行ってしまいます。
前々から違和感を感じていましたが、全てのメディア、マスコミがこぞって安保法案をネガティブに扱っています。終戦記念日に絡めて、安保法案=戦争を起こす事 でもあるかのように話を摩り替えて報道しています。暫く前には憲法学者違憲論を大々的にとりあげていました。
憲法学者達の狭い判断基準からすれば違憲となるのでしょう。じゃあ自衛隊は? あれも当然違憲となるのですが、今ではそれを取り上げて騒ぐ人はほとんど居なくなってしまいました。それは創設以来いろんな人達から叩かれながらもずっと忍びながら社会貢献に徹しきり、それが今日本の社会に認知されるに至った為でしょう。それこそキリストさんではありませんが右の頬を叩かれたら左の頬を差し出し続けた結果です。安保法案を違憲と言う人達、自衛隊違憲とは決して言いません。それを言えば社会の人達が認知しているものを否定する事になり、「何を言ってんだ、こいつは!」っと思われてしまうから。全て保身を優先させている学者様達の言い分を大々的に喧伝しているマスコミも同類ってところでしょうか。それが罷り通る日本ってつくづく民主国家だなと思います。こういう状態が続く限り文民統制は揺るぎ無いと思われます。
安保法案は防犯カメラ同様大きな抑止力を秘めている。それこそが最も重要な事なのです。安保法案を通されて不都合が生じる国(もうどこかお分かりですね)のお先棒を担いでいる事に気付かない哀れな人達。あの国に「暴力は止めて話し合いましょう。」なんて言っても全く通じない事は、尖閣で漁船が海保巡視船に体当たりしておいて平然と悪いのは巡視船と言ってのけた事で充分解る事でしょう。あれを境に今まで殆どなかった領空侵犯領海侵犯を毎日何度もかけ続けています。その度に自衛隊機がスクランブルをかけさせられています。常識の通じない国の挑発を抑止する。この為の安保法案がなぜ戦争を起こすための法案だなどと根拠の無い話に摩り替えられてしまうんでしょ。これは多聞にマスコミの流言飛語だと思います。まあそれだけ馬鹿な事をやってもお咎め無しだなんて、やはり日本は平和な民主国家ですなあ。
蛇足ながら徴兵を恐れている若者諸君へ、今の日本に徴兵制なんて絶対にありえません。1年や2年徴兵しても必要なスキルが身に付かず返ってお荷物になるだけです。それほどまでに兵器も高度化され専門化されています。ここは高い意識とスキルを持った自衛隊という専門家集団に任せるしかないのです。徴兵制なんていうのは数世代前の労働集約型の戦術にしか対応できません。今の兵器は技術集約型、それこそ少数の専門家だけで戦えるものでいたずらに人を投入し過ぎると返って混乱の元になります。戦場に行きたくない人は行かなくて良いんですよ、卑怯者でも良いんです。