Shey 20150430

遅い朝食の後、T哉達は各務原の姉(T哉の叔母にあたります。)のお宅へヒロ君のお披露目に。
食が細いSheyちゃんですが苺は大好きでけっこう食べます。小さな手に大粒の苺を握り口に運びます。そのしぐさが可愛くジジババはもうメロメロです。そのしぐさに付き合っていたら出るのが遅くなってしまいました。
T哉達を送り出した後、我々もお出かけ。先ずは役場へ。かみさんの障害者手帳を受け取りに。
医者の予想では三級相当との事でしたが受け取ったのは四級。どうやら認定基準を脳梗塞などによるマヒにおいているようで、指先が動かせるなら単純に四級となってしまうようです。上腕に力が入らず手を前に出すことすら出来ずそれが生活する上でどんなに不便であるかなぞ、全く考慮に入れていないようです。なんとか歩けると言っても10cm以上の段差は何かに掴らなければならず、かといって腕力がないので杖を持ち歩くことすら出来ません。そんな筋炎による後遺症なんて類例が少な過ぎて、こんなところにも少数派が虐げられている事がわかります。「なってみなきゃその苦しさなんて誰にもわからない。」最近かみさんがよく口にする言葉です。


その後途中でランチを摂り刈谷のハイウェーオアシスへ。ひょこひょこと遠くの駐車場から長い時間をかけて歩きます。身障者用駐車場ってあちこちでよく見かけますが。混雑でそこまで辿り着けなければあまり意味がありません。それがどこにあるのか、また空いているのかどうかなど全く案内されていないですし。
エレベータ、エスカレータを探しながら行きます。とらやのういろう、えびせんの里の多幸せんべい、海苔、それから今夜の手巻き寿司用に鰤の半身。それらを調達しまた駐車場へ。温泉を横目で羨ましげに見ながら。いつか一人で入れるようになると良いねえ。そしたらどこの温泉でも入れるのに。
駐車場に着いた頃には精魂尽き果てた様子。車椅子は嫌だと言いますがやはり必要かなあ。


帰宅後は訪問リハ。こうやってほんの1時間ほどですが、週3回このサービスが受けられるのは有り難いです。どうやれば楽にその動作が出来るかなど豊富なノウハウを教えてくれます。負荷量も通院時の血液検査を見ながら増やして行きます。
ちょっとした事でも一日仕事。にも拘わらず時分割でいろんな用事を片付けて行きます。女性脳はマルチタスクとはよく言ったものです。男性脳の私などなにもかもシングルタスク、ステートでしか処理できません。