おあずけ

今日は爺さんの話。
リハビリの成果か本人の努力によるものか、目に見えてしっかりしてきました。杖をよく置き忘れるようになりましたが、言い換えれば杖を要しなくなった、なくても気にする事無く歩けるようになった。という事です。
ケアマネさんの尽力で2/1に保護施設を退所し自宅に戻る予定でした。自宅では週2日はデイケアでリハビリ(同時に昼食と入浴)。週日の3日は昼間ヘルパーさんに自宅に来ていただく手筈になっていました。デイケアも一日は今の施設で、もう一日はかみさんお勧めの施設と準備万端整い後は2/1を待つのみとなっていました。
Ah! never the less. never the less.
本日1/29の記念病院での検診でS木先生から思いもよらぬ言葉が。1/23の内視鏡検査で採取した組織の生検で癌細胞が見つかったとの事。
まさに晴天の霹靂。と言ってもセオリーに従うより方法はありません。爺さん本人を前にして言葉にしている訳ですから、今すぐどうこうしなければならないほど切迫している訳でもありません。2/1退所の件を話すと翌2/2に検査入院、結果を見てどうするか決めましょうとの事。
爺さん、家に帰るつもりだったのがまた病院に逆戻りで頭の整理もつかないようです。
かみさんがこんな状態ですからあまり心配をかけたくはないのですが黙っている訳にもいかず診察後はかみさんの病院に寄り状況説明。
気が動転するかと思いきや、「早めに見つかって良かったじゃない。さっさと切ってしまえば後は安気に暮らせるじゃない。」
おまけに「やった、私の方が早く退院出来るかも。」爺さんを安心させるためか気楽な言葉を発しています。
まあ胃癌なんて今では予後が格段に良くなっていますし。不幸中の幸いと見るべきでしょう。
となると2/1以降の手筈は全てキャンセル。あれこれやったけど全て徒労とあいなりました。帰宅もおあずけ〜。
入所中の施設に戻った後、ケアマネさんに詳細報告、退院後に仕切り直しです。いや今度は前より長引きそうですからもっと体力が衰え要介護度が上がるかもしれません。そうなるとまた入所から始める事になりそうです。
なるようにしかなりません。様子を見ながらそれに合わせて対応するしかありませんね。
しかし我家、病気のオンパレードですな。