15km/L???

寒くなってから急にアクアの燃費が悪くなりました。走行距離の割りに燃料計の減りが無茶苦茶早いです。
エンジンは充電が主ですからかかったり止まったりでいつも温まっている訳ではなさそうです。その為エンジン廃熱を暖房にまわす事が出来ず専ら電気ヒーターに頼っているように思います。暖房で減った電力を補充する為夏場よりエンジンがかかっている事が多くなったように思います。燃費の悪さはその所為だと確信しつつあります。
そして今日燃料補給してみました。約330km走って22L。えっ、たったの15km/L? デミオでもそれくらい走ります。
まるっきり詐欺じゃん。これじゃあ車両価格の差を燃料代で償却するのはとても無理です。特に暖房を入れる期間が長い寒冷地ではより難しくなります。所有してみて初めて解る車の能力。次回からは絶対に買う事はないでしょう。
ガソリンエンジンのエネルギー効率が大体30%、その30%で蓄えた電力を暖房に使うと電力→熱はほぼ100%ですから結局ガソリンを燃やした時の30%しか暖房にまわっていないって事になります。(燃やすだけなら100%が熱に替わります。)
通常のガソリン車の場合、運動エネルギーとして使う30%の残り、廃熱として消えて行く70%の一部を暖房用として再利用しているのですが、ハイブリッド車の場合、運動エネルギーとして使われる30%を得る為のガソリン以外に暖房用として別にガソリンが必要になる訳です。それも燃やしたガソリンの発生する熱の30%しか暖房に使えない。
暖房、意外な伏兵がいたものですなあ。