多事多難

う〜、頭がまわらん。あれもこれも中途半端、ボールがどっちにあるのかもはっきりしない。どうすりゃいいのさこの私。
果報は寝て待つしかないか。寝てる間にご臨終になっちゃったりして…。
まあなるようにしかならん。気を揉んでもしょうがない。焦ってもしょうがない。明日は明日の風が吹くってか。
よりによってこんなときにT哉は転職するそうだし。群馬のド田舎なんぞに行ってしまったらシェーに会える回数がずっと減ってしまうではないか。
弱気になっているかみさんがまた一段と肩を落としてしまった。
転職が決まり早々と退職、4月まで約一ヶ月休むそうだ。その間Mちゃんちと家と交互にお泊り。今日は家の当番。
かみさんは身体がだるいと言いながらも食事の仕度とシェーをお風呂に入れている。あまり無理しなきゃあ良いが…。
T哉は帰ってくる度にS司の就活への助言に余念がない。誰の目から見てもS司は頼りないからなあ。
親の育て方が悪かったのか、本当にお人好しでクレバーさの欠片も無い。プライオリティーを決めるにしても人を疑う事を知らないのでとんちんかん。その為とんでもない無駄ばかりしている。それをT哉に咎められている。時々刻々変化する周りの状況に応じて優先度を切り替えるって事ができないようだ。まるっきり大昔のマイコンと同じでシングルタスクでしか動かない。こいつにはエクセプションモードが無いのか?