回転寿司

休み中に床のワックスがけをしようと思いながら、昨日は結局手付かず。
朝早くから起き出し、フリーウエアのCADで車庫のレイアウトを描き終え、床屋の営業まで庭の草取りをしていたら、気付けばもう10時を大きく回っています。ほんの少ししかやっていないのに時の経つのは早いです。
途中で切り上げ床屋へ。やりかけの草取りを片付けていたらもうワックスがけは無理です。
昼からはリクライナーで読書。その後また草取りの続きです。
夕食はT哉がご馳走してくれるとの事でした。Ah never the less! かみさんがちっとも帰ってきません。
TELにもちっとも出ません。暫くしてから「忙しくて帰れない。もう出かけて。」
まあ仕方ないのでかみさん抜きでT哉家のフィットシャトルでお出かけ。「う〜ん、新車の匂い!」
行き先もまだ決めていません。この時刻では混んでいるでしょうがM市の【魚魚丸】にする事となりました。
待ち時間が長ければかみさんが後から合流できるかもしれません。
ここはT哉夫妻が昨年末まで住んでいたマンションのすぐ近くです。T哉夫妻もお気に入りでよく来ていたそうです。
そして行ってみると凄い混みよう。席待ちのお客さんが店内から溢れています。
今時こんなに行列のできる所なんて珍しいです。それだけ人気があるって事でしょう。
思い起こしてみてもこの10年ほど回転寿司なんて行ってません。子供達が小学生くらいまではよく行きました。緑区滝の水に○忠が出来て間もないころです。その頃は廉さに引かれてか凄く混んでいました。その後いろいろな特色で差別化した回転寿司が次々と現れ、混雑も無くなりまた私達も回転寿司へ行きたいという気も無くなり現在に到っています。
ですからこんなに待つなんて本当に久し振りです。なんだか懐かしいようなそして楽しいような。
この手のお店って昔は入り口に名前と人数を記入する紙が置いてあり、そこへ客自らが記入していました。
それが今はIT流行りのおかげかタッチパネル付きの端末が置いてありガイダンスに従い客が入力するようになっています。OAオンチのtanuoさんには難し過ぎて操作できません。手馴れたMちゃんがササッと処理して整理券を取ります。ああそれで早めに車から降りて中に入っていったのか。一組でも早くなるようにと全く手馴れたものです。
モニターには30分待ちと表示されていました。そこでかみさんにTEL。やはり出ないのでメールを入れておきます。
そして延々と待たされ結局1時間近く待たされました。その間いろいろお喋りしていたので待ち遠しいって気にはなりません。家族に女の子がひとりでも居るとこんなに楽しいものなんですね。やっと女の子のいる家庭の味が味わえるようになりました。(かみさん? あれはもう女じゃありません。ほぼ男性化しています。)
そんなに待たされても結局かみさんは来れず。折りに詰めたものをお土産にします。
皆レーンを回っているものには手を出さず。テーブルに用意された紙にオーダーを記入しそれを渡しています。手馴れたT哉夫妻もメニューから何が良いか聞いてくれてそれを記入します。
出されたものを見るとネタが大きいです。シャリは立ち食い寿司並みにかなり小さめです。
ひとくち口に入れた瞬間、ん〜、むちゃくちゃ旨いやんけ〜。こりゃあ流行る筈ですわ。ネタの質が上物です。並みの寿司屋と遜色ありません。回転寿司特有の干からびかけのものなんてものは、もうかなり前から回転寿司では目にしなくなっていましたが、同じにぎりたてでも今までのものとは比較にならない質の高さです。これが人気の元でしょう。まさに目から鱗です。
かといってかみさんと二人ではやはり来ないでしょうなあ。うちのかみさん、味よりもお値段で決めますから。同じクオリティーでも普通の人ならお値段の安い方を選ぶのにかみさんは逆です。
レーンを見ていても干からびかけのものは少ないようです。干からびても大丈夫そうなテンプラ、たまご、パック入りデザートなどは同じものが回っていますが、新鮮なものはすぐ売れてしまいます。
かみさんのお好みはあまり高価なものはありません。せいぜいマグロ、ハマチくらいですがハマチが売り切れちゃったそうです。新鮮なものを売り切ってしまう、そのための精度の高い仕入れ予測も低価格の大きな要因なのでしょう。
かみさんのお好みでないものを詰めないと色目の悪い、あまり目栄えの良くない折り詰めになってしまいました。まっ、良いか。
回転寿司も知らないうちに進化していたんですねえ。小さな子供のいる家庭にはお廉くそして美味しく安全に頂ける外食としていまだ根強い人気があるようです。
景気低迷で外食産業も低迷していると聞きますが、創意工夫で大きく売り上げを上げているところもあります。
ガンバレ、回転寿司!