やっとまともに戻ったかな〜。

自民党税制調査会野田毅会長は10日、党本部で記者団に対して、会社更生法適用会社の法人税を免除する措置を見直す方向で検討する考えを明らかにした。民主党政権時代に会社更生法を適用し、政府の企業再生支援機構から3500億円の公的資金による出資支援を受けた日本航空が同措置の適用で、12年3月期に過去最高益を出しながら法人税を支払っていないことに「二重の優遇」と批判が上がっていることを受けたもの。』


潰れるものは潰れてあたりまえ。の筈が他への影響が大きすぎるからということで救済すべきものもあります。
特に金融機関などは産業への悪影響が大き過ぎるため、苦々しい思いをしながらも途方も無い金額の税を注ぎ込む事を我慢している方々も多い事でしょう。
が、JALってそれに該当していたのでしょうかねえ。もともとJALは官製航空会社といわれるほど政府からの庇護を受けてきた会社です。社員全てが官僚的で顧客を軽視してきた結果が破綻の原因でした。
稲森さんが立て直しの為社長に就任し、社員の意識改革にも成功し立ち直ったのは良い事ではありますが、未だ法人税減免などという肩入れは異常です。
一方のANA、こちらは会社設立時から完全な民間企業で正当な企業努力を怠らなかったから経営破綻せずに済んでいます。両社を比べるといかにJALばかりが優遇されているか凄く異常であることが解ります。ANAが経営破綻していたら政府が肩入れすることなどなくごく当たり前に潰れていた事でしょう。
そして経営破綻したJALは未だ特典を与えられまともに企業努力しているANAには全くそれがありません。
官を排除した結果全てが機能不全を起こした民主党政権JALに関しては官が言うまま肩入れし続けていました。それがやっと政権交代したおかげか、まともじゃない事を正そうという流れに戻りつつあるようです。全くとんでもない連中に政権を委ねていたものです。


久し振りに外貨債権の資産状況を覗いてみると、やっと円ベースで購入時と同じレベルに戻りました。当時と比べまだまだ円高なのですが、金利の高さからその間の利息分がそれをカバーするくらい増えたって事でしょう。
こちらもやっと元に戻ったようです。そしてまだ円安が進むと思われます。ウッシッシ〜。1USD=120YENくらいになったら滅茶苦茶増えちゃいます。
アベノミクスなんてマスコミが茶化していますが、大いに結構。もっと下がれYENよ下がれ〜。
しまった、円高の間にもっと買い足しておけば良かった。