芸術の秋

というほど大袈裟なものではありませんが、昨日の日曜にSさんの成果発表を観てきました。
有志数名が共同で画廊を借り五日間ほど作品の展示をしているものです。
作品の鑑賞もさることながら一年間の近況報告という意味合いの方が強いです。
貧乏暇無しのかみさんを3時に職場でピックアップしその足で北区の会場へ向かいます。
到着後は絵を見ながら近況報告と昔話に華が咲きます。
一年ぶりと言ってもつい先日のような気がします。Sさんも毎年これに追われているような気がしているそうです。
しかしこれがきっかけとなって製作を続ける事ができるそうです。時の経つのが早く感じられるのは年寄りの証拠。お互い年を食ったものです。
Bさんが彫塑の教室を止めたそうです。代わりに孫のお守りをしているとか。
「Bさんから彫塑を取ったら何が残るの?」なんて憎まれ口をきいてしまいました。職も彫塑を続けるのに都合が良いところを選び、自宅もアトリエの中で生活をすると言うほど彫塑を優先してきた人だものですから。
Nさんも定年退職し今まで以上に製作活動に励んでいるそうです。
彫塑の仲間で現在何もやっていないのは私だけ。だからといって肩身が狭い訳でもなく厚顔不躾のtanuoさんは久しぶりに嬉々として喋り続けます。
あっという間に時間が過ぎ終了時刻に。Sさんまた来年も来ます。今度は皆で時間を合わせてご一緒したいですね。