金トク

またもや気付いたのが8時20分。急いでTVオン。
今日は槍のようです。画面右上のタイトルには「押切もえが挑む槍ヶ岳
丁度東鎌尾根から槍に向かっているところでした。この方モデルさんだそうで、流石にスタイルが良いですねえ。つい目が釘付けに。
すらっとしなやかに伸びた足元はレッグウォーマーのようなルーズソックス。さすが職業柄かファッショナブルです。それにお顔もメチャカワユイです。こんな山ガだらけになってしまったらいくら年をとっても山を止められなくなっちゃいます。
高いところが恐いなどと話してらっしゃいましたがあの足取り、絶対にぶりっこしてるだけです。あれほどのしなやかな肢体、無理なダイエットで形作ったものではありません。筋骨隆々とは違いますがそれなりに鍛えられたものとお見受けします。急な階段を登っている時なにかに掴まる事も無く両の手フリー、バランスが良い証拠です。
それにしても東鎌って結構アップダウンがあるんですね。実は私、表銀座、東鎌って行った事が無いんです。半分バカにしていましたが、なんのなんのけっこうアグレッシブさが要求されるルートだったのですね。いやはや全く存じ上げませんでした。
槍ヶ岳山荘到着後、診療所などを訪れていましたが、その時のお顔、化粧が落ちたのか肌がくすんで見えます。薄化粧かスッピンなのか解りませんがそれでも綺麗です。顔の造りの良い美人ってどんな場合でもそれなりに綺麗です。またまたお目めが釘付けです。
翌日槍の穂先に向かう途中、恐怖で動けなくなったような演出。でもあれは絶対にやらせです。膝も腰もシャンと伸びていて「動けない。」なんてありえません。高度感から恐怖に囚われた場合、膝と腰が曲がった状態になります。その姿勢では筋肉が緊張し続けるためミシンを踏み出したりしゃがみこんでしまったりするのです。膝も腰もシャンと伸びていれば、体重は骨に預けて筋は弛緩した状態ですからバランスを崩す要因があれば即座に対応できます。どんな所でもこの姿勢がとれるか否かが高所でのバランスがとれるかどうかに繋がっているのです。
NHKさんも下手な演出をするものですねえ。押切さんがあまりにも何もかもこなせるスーパーレディだったがために、一般の人達と同レベルを演じてもらい、「私達にも行ける。」と思って貰おうとの意図が窺えます。最近のNHKの山番組は皆この手法を採っています。
少々興醒めしながら見ていてまたもやお目めが押切さんのお顔に釘付け。今日は肌が綺麗です。朝一番にお化粧したようです。流石はモデルさん。お化粧も身嗜みのひとつなのでしょう。
登頂後のあのお目め、うるうると涙目になっていました。あれは演出ではなさそうです。誰だってあの景色には感動します。心臓に毛の生えたこのtanuoさんでもやはりうるうるしますもん。
そしてガイドさんとの抱擁、そして感謝の言葉。それに対するガイドさんからのねぎらいの言葉。
私ゃ、かみさんにそんな優しい言葉なんぞかけてやった事がございません。偶にはそんな言葉のひとつもかけてやれば良かったかなあ。
いつも足手まといだと言わんばかりの態度でした。僕ってホント冷たい人間だったんですね。
いや、やはりその方が良かったのかな。お客さんとして接するより仲間として接する方が。
しかしあの身のこなし、押切もえさんってただものではありませんぞ。