レコード盤

午後のひととき、レコード盤CD化作戦を展開します。
いや、マニュアルを見ながらと言うのが億劫で、つい作戦などと大袈裟な事を言ってしまいました。
しかし操作が面倒臭いなあ。もっと簡単にならんもんかなあ。Made in Chinaだけど操作手順やマニュアルは日本製と同じで全くスマートではありません。人間工学的に直感的に操作ができるユーザーインターフェイスでないとまず使おうと言う気になりません。機能とコスト最優先でユーザーの楽しさ快適さは二の次、これじゃあアップルに勝てる訳ござんせん。日本人ユーザーとしては「あ〜、情けなや!」のひとこと。
おまけに眼鏡をかけたり外したり…(とみに老眼が進みまして眼鏡を外さないとマニュアルの小さな文字が読めないのです。)
古いレコードを聞きながらCDに書き込んでゆきます。
ポピュラーなどは問題なくトラックNo.が書き込まれてゆくようですが、ダイナミックレンジの広いクラシックなどは長いピアニシモを音源無しと判断してしまいトラックNo.が増えてゆきます。まあいいかNo.で選曲する訳じゃないから。
曇りがちだった空も回復し日が射しています。
レコードを聴きながらリクライナーにもたれかかり読みかけの本を手にとります。
ふとリビングの外に目を遣ると真ん前の植木が近過ぎて圧迫感を感じます。建替えの時切らずにおいたものですが、百日紅と槿、いずれも満開です。夏の花ですから当然と言えば当然なのですが、「いとにぎにぎし。」です。
百日紅には沢山の蜂が群がっています。アシナガバチ、クマンバチなど草食系ばかりなので構いませんが。
これも夏の風物詩。ではありますが、今年の夏ってちっとも暑くなりませんねえ。網戸にしているだけで涼しい風が通り爽やかです。リビングのエアコン、まだ一度も入れていません。偶には動かしてやらないと機械ものは返って調子が悪くなります。エアコン必要なかったかな?





 






アンニュイな午後、古き良き時代に想いを馳せながらの至福のひとときです。