運転免許証

本日更新してきました。前回からもう5年が経たのですねえ。まさに光陰矢のごとし。
毎度の事ながら混雑するので今回も早めに出かけました。入り口の駐車場も空いておりゆうゆうと駐車、入り口の真ん前なので雨に降られてもさほど濡れずに済みそうです。
早すぎかと思いましたが上には上が居るもので証紙購入窓口の整理券が49番。窓口が開くまで30分ほど待ち時間があります。ベンチで目を閉じ眠るでもなく休んでいると周りの話し声が聞こえてきます。こんな早くから来るのは年寄りばかり。そう言うtanuoさんもその仲間でした。
かなり前から免許証にICチップが埋め込まれるようになり、運転者の個人情報が登録されるそうです。その読み込みパスワードとして4桁の数字を二組記入する事になるそうです。「ああ面倒臭っ。」
受付が始まり直ぐ証紙貼付済みの申請用紙を受取り必要事項を記入、同時にパスワードも書き込みます。あかん、忘れちゃいそう。
視力検査の後は講習です。前回の更新後直ぐに違反しちゃいまして、今回はゴールドじゃないんです。「ああ面倒臭っ。」
講師は女性の方でした。警察も女性の採用が増えているのでしょう。女性の社会進出が特に遅れている日本としては良い傾向です。しかしよくしゃべるおばさんですね。早口でまるで機関銃。いや短時間で必要事項を話そうとすると駆け足になってしまうのでしょう。オツムの回転の遅いお年寄り達。ついていけたのでしょうか? tanuoさんももう今が限界です。次回はついていけないかも知れません。こんなやりかたでは講習自体が無意味な気がします。
ICチップについても少し説明されていましたが、偽造防止の為なのだそうです。
効果の有無は別として、各省庁がそれぞれ勝手に決めて国民に押し付けているのがありありと窺えます。
先日の韓国の行政のIT化とつい比べてしまいます。民主的であるが故にその弊害として全ての行政上の業務を統合した上での運用方法とはならず、局部的な部分最適でしかないのがありありと見て取れます。
例えば運転免許証というかたちでなく、国民ひとりひとりにIDカードを持たせる。そこに運転免許やその他の資格などを属性として登録する。行政上必要な情報だけでなく例えば交通機関の定期券、銀行の口座クレジットカードなども持たせればそのカード一枚でなにもかも済ませる事ができます。当然免許証の更新もいちいちこんなところまで出向かなくてもNet経由で自動更新させれば良い事です。法令変更などの周知事項もメール配信とし開封通知が帰ってこなければある程度の回数繰返せば良いのです。
更新手数料という名目で強制的にお金を集め、それがどこかの財源となっているから、いまだにこんなバカな事をやっているのですね。本当に事故を減らしたいのなら徹底的に罰則を重くすれば良いのです。違反を繰り返す不適格者は一生免許を与えないようにすれば事故もかなり減ります。民主国家の名に隠れ甘やかしているから事故が無くならないのです。
免許を与えなくても無免許運転をすると仰るむきもあるでしょうが、それこそ先ほどのICカードを車が読み取り免許無しなら動かなくすれば無免許運転などできよう筈がありません。
そろそろ全体最適を念頭に行政のIT化を進めようという法案が出てきても良いのでは?
無理か。政局しか頭に無い無能な政治家、既得権益の亡者のような役人ばかりではねえ。ほんとドアホウばかりで嫌になっちゃいます。