今日の朝刊 その2

ラジオ番組のジェット・ストリームが記事にでていました。
若い頃結構聴いていた記憶があります。まだ継続しているんですね。初代の城達也さんの専属番組だったのが今では5代目の司会者で放送しているそうです。30年近い城さんとは違い後の方々は数年で交代されています。ジェット・ストリーム=城達也さんのイメージが強すぎて長続きしないのかも知れません。それに城さん以外の方々、中には名前を聞いたことがある方もいらっしゃいますがお顔がイメージできません。それほど著名な方々ではないのかもしれませんね。
ナレーションは昔のままなのでしょうか。ちょっと気になります。ジェット旅客機のエンジン音とそれに続く【ミスター・ロンリー】のメロディー。歌詞はなく演奏もフルオーケストラだったように思います。そして透き通るような複数バイオリンのハーモニー。その次に現れる城さんの渋い低音のナレーション。何もかもが凄くマッチしていました。
本家ボビー・ビントンのレコードも持っていますが、女々しい泣声の歌も悪くはありませんがオーケストラによる演奏の方がこの番組によく合っています。
海外旅行などとは縁のない我々世代は、幼い頃は【兼高かおる世界の旅】で、青春時代は【ジェット・ストリーム】で空への憧れを募らせていたのです。
【兼高…】のスポンサーであるPAN AMも経営破綻し、その後また【ジェット…】のスポンサーJAL会社更生法適用。
貧困家庭育ちのtanuoさんでも飛行機に乗れる時代になった事が航空会社の業績悪化に繋がっているような、何か因果関係があるような気がしてなりません。
燃費節減の為偏西風が利用され、それがジェット・ストリーム(ジェット気流)の語源になったのでしょうが、なんとも素敵な番組のネーミングですね。
昔のイントロ部分を懐かしく思い出しながらも、今更今の番組を聴こうという気は起こりません。昔の感動は昔のまま、そっと心の奥に仕舞っておくのが一番です。