行動ログ

前回、山行中のトラブル対応としてのNetの可能性について思いついた事を挙げてみました。
リアルタイムに行動ログを取る事で第三者或いは親族が自宅に居ながら山行中の当事者の様子を知る事ができます。
ただ各山域内のサービスエリアの拡張といった設備面の問題や、プライバシーも含めてその機能をどう使うかといったソフト面の問題もあり、一朝一夕に実現するものでもありません。
そしてもしこのようなシステムが実現したとしてもそれを使うのは人です。システムに対し過信し過ぎたり安易に使い過ぎたが為にトラブルを発生させてしまう事も考えられます。
結局どんなに便利なものが出来ても上手に使えるかどうかは愚かな人次第って事になりそうです。
携帯電話が良い例です。「いざとなったら携帯電話で救助要請できる。」なんて考えからろくに計画も立てず思いつきで行動。その結果サービスエリア外で遭難、或いは用もないのに電源入れっぱなしで必要な時には電池切れ。
いくら注意点を指摘しても他人事としか考えていない人にはムダでしょう。
結局文明の利器があろうが無かろうが事故を起こさない人は起こさないし、起こす人は起こします。
こうして見ると増えすぎた人間を減らすために神様がスクリーニングをかけているように思えてきます。
事故を起こし易い人って普段の行動にもそれが現れています。なんでもないところでつまづいたり、小さな怪我をよくする人。我を忘れて酒におぼれる人。見栄っ張りな人。傲慢な人。etc. etc.
やはり事故を起こしたい人には誰も気付かない所でこっそりと事故死して貰うしかないようです。そして日頃から注意深く事故防止に努めている人は、極力事故を起こし易い人とは行動を共にしない事です。自己防衛もひとつの事故防止法です。
ああ今日もまた過激な事を書いてしまった。