Wait until dark

昨日5/6の日曜はかみさんの高校時代のクラス会。度重なる転居により音信不通となってしまった私とは違い、人との付き合いを大切にするかみさんはこういった事でよく出かけます。
それで夕方5時前にA駅まで送って行きました。
夕飯の後、酔い覚ましに日記を書きついでにメールチェック。その時偶然無料映画に標題の作品を見つけてしまいました。
かみさんのお迎えもおおせつかっていたのでその間に観ることに。
ずっと以前の日記でも書いたと思いますが、これは私が高校の頃観た数少ない映画のひとつです。
私の永遠の憧れであるA・ヘプバーン主演の作品です。そして私が初めて観たA・ヘプバーンの映画でもあります。
シャレードやマイフェアレディの頃のような妖精のような若々しさはありませんが、年相応でもやはり美人ですねえ。役柄設定上わざと厚化粧しないで撮影したのかもしれません。でもスッピンかせいぜい薄化粧であの美しさ、やはり地が違うのでしょう。
今の日本のアイドルなど比べ物にならない演技力にも納得です。よくもまああれほど真に迫った演技ができるものです。40数年経った今、再度観ても初めて観るような感覚でハラハラドキドキのしどうしでした。
映像の中に出てくる電話線で繋がった固定電話や機械式タイプライター、60年代を代表するロケットの尾翼を付けたような形のアメ車タクシー、レトロなフロントグリルのBMW、タラップ格納式の旅客機etc. etc. これらを見ていると40数年の時の経過も感じられ、なんとも形容し難い気持ちにさせてくれます。
後わりが近付き、アラン・アーキン演じる殺し屋がナイフを床に突き立てながら傷を負った身体を引きずり迫ってくるシーン、これはまだ鮮明に覚えていましたが、それでも初めて見た時のように鼓動が早鐘を打っていました。
最後に警察と共に駆けつけた旦那役のエフレム・ジンバリスト・Jr これはオトボケ役ですね。サンセット77のスチュワート・ベイリーが格好良過ぎたのでその反動かもしれませんが。
最後に流れるヘンリー・マンシーニの音楽。この音楽家もヘプバーン作品には無くてはならないものです。
レトロな郷愁に浸っているところにかみさんからTEL。もちろん映画とは違い携帯TELです。
さてそろそろお迎えに出かけるかな。これからA駅では帰宅も就寝も12時過ぎてしまいますがな。
と言う訳で夕べは久しぶりに夜更かししちゃいました。いつもは遅くとも11時過ぎたらお寝んねしているのに。
早寝早起き年寄り臭っさ〜。