大阪W選

今朝の朝刊には大阪W選のニューズ。橋下さんが大差で当選、知事選も松井さんが当選。との事。
投票率も久々に60%を超えたそうです。元来40%の中で争っていたところに+20%が維新の会に投票したって事でしょうか。
これは大阪市府民の方々が冷静に物事を観ていたって事でしょう。裏を返せば異常なマスコミが世間から見向きされなくなり、既成政党など今更信用するバカはいなくなったって事でしょうね。
2面に目を遣ると、「低迷大阪【劇薬】選ぶ」「経済不振なら失墜も」などと相変わらずマイナーな見出し。この選挙結果を快く思っていないマスコミの心理が伺えます。
ネガティブな報道で政治の足を引っ張ってきたマスコミですが、自ら撒いた種で自らの存在が疑われている事にまだ気付かないようです。
そう言えば選挙前日の記事に橋下さんの応援に石原東京都知事が駆けつけたとありました。
過激なナショナリストという一面を持つ石原さんですが、福島原発の瓦礫を率先して受入れたりと首長としてのリーダーシップを発揮されています。自分達の地方の事しか考えられない首長達と違い、日本という国全体の事を考えているからでしょう。こういった点はナショナリストである事の良い面とも受け取れます。
そして宮崎県知事としての大きな実績を持つ東国原さんも駆けつけていたそうです。経世済民を身を持って体現した立派な方です。【宮崎県のセールスマン】などと揶揄するマスコミもあったようですが、セールスマンはちっとも悪い事ではありません。
戦後日本の高度成長期、池田さんだったか誰だったか覚えがありませんが、日本の首相がフランスを訪れた時の事です。
会談の後、当時の大統領はドゴールだったかなあ、首相の事を「日本のセールスマン」と言ったそうです。実際経済界の人達も引き連れての事だったのですが、かなり失礼な言われ方でした。しかしその「日本のセールスマン」達のおかげで経済も発展し、フランス人をして日本人を「うさぎ小屋に住む働き蟻」と揶揄しながらも羨ましがらせたのです。経済が発展しなければ人々の生活が豊かになる訳がありません。東国原さんはそれを改めて我々日本国民に思い出させてくれたのです。
国政を正すにはやはり身近な地方から。この流れが全国に広がりしいては日本そのものの改革が進む事を期待しています。国家が破綻する前に。