ETCカード

昨日、信販会社から封書が来ていました。ETCカードの請求かと思いましたが開けてビックリ玉手箱。2013年から年会費が有料になる旨の通知でした。
有料でも継続するのなら貼付の書類に署名して返送するようにとの事。放っておいて不本意な引落としをされるよりはまあ親切と言えば親切なのでしょうか。
その年会費が年間1,800円強。もともとがETCの為だけに作ったカードなので、年間割引が1,800円いくかどうかも解からないのに毎年この金額を支払うのは馬鹿げています。かといってETCを止めてしまう訳にもいかず。ブツブツブツ。
ETCカード単独の契約は無く、各社ともクレジットカードとセットになっているようです。私のヘソクリ口座専用のクレジットカードにETCが追加出来れば良いのでしょうが調べるのも問合せるのも面倒。(問合せは昼間しか出来ません。)
年会費ゼロでETC付のカードを探してみるとちゃんとあるではありませんか。早速Netで加入してしまいましたが、本人確認の書類や引落とし口座の情報が必要との事で結局はそれらを郵送する事に。それでも昔に比べ手続きは簡単になりました。
検索で最初に出てきた【ライフカード】にしましたが、どうやらアイフルの子会社のようです。この手の金融会社は過払い利息の返却などで業績が低迷しており、破綻の心配もありますが預金をする訳じゃなく手間を借りるだけですから倒産してもこちらに実害はありません。どの貸金業もこんな状況だからせっかく年会費無料で顧客を呼込んでおきながら有料にしなければやって行けなくなったのでしょう。いずれこのライフカードも年会費有料になるのでしょうが、その時はその時でまた手を考えましょう。
これからの年金生活に向かい、tanuoさんは出来る限り出費を抑えるべく努力し続けているのです。
預金などの担保の無い金融機関は大変ですねえ。結局は他人のフンドシに頼るしかないのですから。預かり資金の多い銀行などとは営業内容を変えなければやっていけないでしょうね。
かたやCiti BANKのように100万円の預金があれば一切の手数料が無料になるところもあれば、HSBCのように預入資産が1000万円を越えていれば手数料無料だけでなく貴重な情報サービスを提供してくれるところもあります。
「人がやるから自分もやる」と言った日本的な横並びサービスしか提供できないものだから日本の金融機関はいつまでたってもこんな状況なのでしょう。
いや最近はアメリカも似たようなものですね。皆が皆、住宅債権の派生商品(一般的にサブプライムと呼ばれていたあれです。)に手を染めた結果リーマンショックが起こってしまいました。まさに日本的「赤信号、皆で渡れば怖くない。」です。実際には怖くない訳がありません。
ところがHSBCは逸早くその危うさに警鐘を鳴らしその情報を得た顧客も軽微な被害で済んだという逸話もあります。これが本来の金融機関の姿ではないでしょうか。
本来銀行業は産業育成の為という高貴な志を持った人々により興されたものです。今の金融機関って自分達さえ儲かれば良い。融資先の企業が潰れようが知ったことではない。という気持ちがありありと見て取れます。誰がこんなところを儲けさせてやるもんですか。
気が付けばまたもや脱線。ETCの話がとんでもないところへ飛んでしまいました。