う〜ん、なんとも…

なでしこJAPANに国民栄誉賞だそうです。
世界最強のアメリカ選手達をして、「勝つべくして勝った。」と言わしめたあの粘り強さ。日本人だけでなく世界中の人々に感動を与えてくれました。
駆け引きよりもひたすら頑張り続けるって本当に美しいものです。いや、頭脳的な駆け引きも必要な事には違いありませんが、【小賢しさ】よりやはり人は【ひたむきさ】に感動するものです。
これだけの事を成し遂げたのですから、国民栄誉賞は与えられて当然であることに異論はないのですが、与える側の【小賢しさ】が見え見えなのが唯一の難点です。やるべきことは何ひとつやりもしないで、次から次と奇を衒う事でさも前向きに事にあたっているかのような演技ばかり。
やるべきことをやらないのじゃ無くて実務能力が無いのだから出来っこありませんわなあ。こうやって話をそらす事で成り上がって来たのでしょう。批判は上手くても所詮外野の無責任な言動だった事が今更ながら納得です。いざ自分が政権担当するようになったとたん、なにひとつまともな事が出来ないのですから。こんな人に一時でも同調した自分が恥ずかしいです。
人気取りの為の国民栄誉賞授与、そんなことしても【なでしこJAPAN】の人気にあやかる事は出来ませんよ。
バカ菅が今やっている事を、檻から逃げ出した猛獣への対応に例えている方がいました。
普通なら逃げ出した猛獣の種類や数の把握、いかにして人への被害を避けるか、そしてどうやって捕獲するか。最初にやらなければならないのこういった事です。それを放ったらかしにしておいて人が襲われだしてから「これからは猛獣を飼うのは止めましょう。(原発を止めましょう)」などととんちんかんな事を言っています。
そんな事を言うのはまず全頭捕獲してからの事でしょう。
今頃になって放射能汚染された飼料を食べた牛の肉で騒いでいます。そんなこともっと早くに解っていたことでしょう。そして今はまだ牛の事しか問題になっていませんが、畜産って牛だけではありません。豚だって鶏だって同じ事です。逃げ出した猛獣(放射能)の捕獲を放ったらかしにしていたから人が猛獣に襲われているのです。
こうやって話題を次から次へとすり替えさも立派な展望を持っているような演技に務め、いつまで被害を拡大させるつもりなのでしょう。それを許しているM党執行部も与野党も同罪です。