Google Earth

嵌っちゃいました。暇さえあれば海外遠征。さすがGoogleさん、素晴らしいサービスを提供してくれます。それもロハで。
自宅に居ながらにして世界中のどこでもHikingが楽しめます。いや空中散歩も超高速で楽しめます。平面的な地図では解らない地形の起伏も立体視でき凄い迫力です。ただ地表付近ではポリゴンの粗さから細かな起伏が平準化されてしまいます。それでも地球規模の大きさからすればとてつもない分解能なのですが。
一例として日本の山岳、皆さんよくご存知の槍ヶ岳など1ポリゴン内で平準化されてしまう所為か、尖った穂先が表現されません。全体としての形状は近いものなのでしょうが、特徴的な穂先が消え滑らかな塊としか表示されていません。比べて海外の山などはやはり大きさが違うのでしょう、割とそれらしく表示されています。シャモニ針峰郡などひとつひとつのピークはやはり均されてしまっていますが全体像としてはそれらしいものになっています。やはり海外の山はスケールが違います。ちなみに御在所など藤内そのものが見当たりません。平準化された中に一壁やバットレスが色の違いで表現されているだけです。
昨日はグリンデルワルトからアイガー、ユングフラウを徘徊してきました。地図では殆ど平地と思っていたグリンデルワルト一帯がかなりの傾斜地で盆地の底であることを実感しそのリアリティーに感動してしまいました。
ベッターホルン北壁から北の平地は実は峠となっており東西に水を分けています。そこから西に高度を下げグリンデルワルトからはクライネシャイデックに向かいまた高度を上げそこから西は急なU字谷の崖に落ち込んでいます。
地図では計り知れないこの立体感。当に山の中に居るかのようです。
楽しんでいるとどんどん時間が過ぎて行きます。
本当に便利で楽しい世の中になりました。もし海外遠征を予定されているとしたら是非Google Earthで地形などの予備調査を行ってから出かけてください。なにもしないより一層楽しさが増す事でしょう。