ネルトダウン?

金曜日の夜遅く、S司からカカバス出動要請がありました。
どんなに疲れていてもかみさんはルンルン気分で出掛けて行きます。夜は道路も空いているのでそんなに苦にならないのでしょう。
帰宅後、既に床に就いている私に「S司の指導教官がねえ、限りなくレベル6に近いレベル5だって言ってるって。」
てっきりS司の学業の事だと思い「もうレベル7だろ。その内学校から追い出されるわ。」
お互い話が噛み合いません。「福島原発の事だよ。」とかみさん。
「あ、そうか。てっきりS司の事かと思っていた。」と私。
「S司はメルトダウンじゃなくてネルトダウンだわ。」
実に上手い事を言うものです。つい大笑い。うちのかみさんのこういう事に働く知恵にはいつもながらほとほと感心させられます。ほんとS司は放っておいたら朝から晩までずっと寝ています。
アインシュタインも一日12時間寝てたと言うからS司もノーベル賞もらえるかな? アインシュタインも小さい頃は知恵遅れ気味だったそうだし。」
そう、うちのS司も知恵遅れ気味だったのです。でもアインシュタインみたいに世に認められれば「やはり天才は凡人と少し違うな。」と言われますが、うちのS司は一生まわりからバカだバカだと言われ続けるのでしょう。
これから暫くの間、うちのS司は【ネルトダウンさん】と呼ばれる事でしょう。